小金沢ライブラリー

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2018前半 横浜DeNAベイスターズ私的感想 リリーフ投手編

2018年07月19日 | スポーツ
山﨑康晃
例年通り1~2人は塁に出しながらもなんやかやで抑える日本の守護神。ストレートの球威が変わらず、自称ツーシームもさらなるキレを加えた。でもあんだけ塁に出しといて防御率1.13は嘘だろ……。
ストレートとツーシームを放るだけで抑えるリベラの領域にどれだけ近付けるか。


パットン
序盤は散々でどうなることかと思ったら安定感を取り戻しつつある将軍。見ている感じでは特に何か悪くなった印象はないのだがやたらと打たれており、何か癖でも見抜かれたのか。エスコバーとの二択なら左だし砂田が大変だしエスコバーでいい気もするんだけど。


三上朋也
相変わらず球種を問わず威勢よくド真ん中に放っているが去年と違ってあまり打たれていない。何より被本塁打が激減しているのが素晴らしいが、球威とかそういう問題ではなく三上の場合は運の割合が大きい気がする。年内とは言わず延々と続け幸運。


砂田毅樹
去年と同じく制球は安定しているがやはり決め球が無いためフルカウントの我慢比べを強いられるが、夏を迎えなぜか連勝街道をひた走り始めた。暑さに強いのか。だが外国人枠の関係でエスコバーが下げられ負担が増しており、スタミナがどこまで続くか。砂田が崩壊すればチームも終わるだろう。


三嶋一輝
投手陣で最大の成長株。山﨑すら上回る奪三振率で勝ちパターンを任せられるほどに。
「中継ぎで食っていく覚悟を決めたから」らしいが去年決めといて欲しかった。
完全に開花したかの判断はシーズン後まで待ちたい。


エスコバー
剛速球とランダムに投げるカーブの力ずくで抑えるスタイルは変わらないが、(たぶん)カーブの制球が良くなり的を絞りづらくなった。前半は無双状態で抑え続けたが、先発が足りなくなりやむなく二軍へ。井納と誰かもう一人ローテーションに加えられればバリオスかウィーランドを下げられるので、その時まで二軍で適当に調整していてくれ。


国吉佑樹
オープン戦で生まれ変わった姿を見せかけたが最後の方ではもう冷えてたし、シーズンが始まっても変わらなかった。基本的に散々だが4試合に1回くらいは素晴らしい投球を見せるのでまだ俺たちは諦めちゃいない。


武藤祐太
ビハインド時に何度か使われるが良いところはあまりなく一、二軍を行ったり来たり。正直これなら平田や進藤を使って経験を積ませて欲しい。来年はいない可能性も高い。


須田・加賀・平田
前半戦はノーコメントでお願いします。
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2018前半 横浜DeNAベイスターズ私的感想 先発投手編

2018年07月17日 | スポーツ
石田健大
調子が上がってこない2年連続開幕投手。安定の初回3失点で、オールスター前に二番手で出てきた時もやっぱり初回に打たれた。終わってみればクオリティ・スタートくらいなのだが初回に確実に捕まっていると試合のペースはつかめない。とはいえ今永、濱口よりは安定して登板しているのでそれだけでも助かってはいる。立ち上がりを早く改善してくれ。


今永昇太
調子が上がってきたエース格。見るからに速球の威力が落ちていてそりゃ打たれるわと納得の姿だったが、どうやら復調気配。速球さえなんとかなれば例年並みの力を取り戻せそうだし、その日は近そうだ。


濱口遥大
打線の援護に恵まれない2年目。荒れ球というか単にコントロールが悪くなった気もするが、おおむね去年と変わらず、後は運次第だろう。一つ勝てればそのまま調子も戻りそう。後は相棒の髙城が去った影響が無ければいいが。


東克樹
いなければシーズンが終わってた新人王候補。開幕前は左腕カルテットや!Vやねん!と沸いていたが蓋を開けたら一番不透明の東だけが元気だった。立ち上がりの制球が妙に悪いが崩れるところまでは行かず、回を追うごとにコントロールが増して行くのは圧巻。今年いっぱいはこのまま通じるのでは。


ウィーランド
対策されてるはずがなんか去年より打ってる準二刀流。その力味の抜けた軸のぶれないバッティングを誤算トリオは見習うべき。だが肝心の投手の方はおおむね去年と同じで、悪くはないが良くもなく、とりあえず誰にでも打たれる。バリオスがわりと良いので実は先発争いは苛烈。


バリオス
何かの役には立つだろうくらいの感覚で獲っておいたら思いのほか役に立ってる新助っ人。伊達にソフトバンクで一軍にいない。投げるごとに良化してる気配すらあり、いざとなればパットンの代役も務まりそう。もう少しイニングを食えれば文句なしなのだが、そもそも構想外に近かったので贅沢は言うまい。


井納翔一
序盤は中継ぎを任されたがファンの九割が思っていた通りやっぱり向いておらず先発に復帰。去年とほとんど同じスペックを見せてくれた。足りてたはずの先発が足りなくなっており、わりと真面目に後半の反撃の鍵は井納が握っていると思う。


飯塚悟史
成長を見せたが打線の援護と勝ち星に恵まれず、その間に対策を打たれたのか気がつけば去年の姿に戻りつつある。5試合投げて援護3点とかで本当に気の毒だった。波に乗れていればそのまま覚醒した可能性も高く、野球はやはり難しい。ローテーションを完全に任せられるのはまだ数年先だろうか。


京山将弥
月間MVPや!新人王や!と沸きかけた瞬間に急速冷凍された。だが最序盤の学徒動員から貯金を2つも作ってくれただけでも一年間褒められる。当面は二軍で経験を積んで欲しい。
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今週のキン肉マン #253 不公平な神!!

2018年07月16日 | 今週のキン肉マン
・ビッグボディまさかの人生初勝利
・パワフルマン時代は格闘家ではなかったのか
・切ない告白からの軒轅星ドーン!
・ギャッポ~~ッとかいう断末魔ww
・シングマン以来の面白最期
・支柱が折れて落ちてきたけどあれ宇宙のどこにぶら下がってるの?
・星にしてはスケール感やけに小さくない?
・まさか本当に降ってくるとはというビッグボディの反応もおかしい
・落ちてくるだけの罪は犯してたのかオメガの民
・そろそろ大丈夫なはずという希望的観測で来てたのか
・神は不公平だと言っていいのはビッグボディと真ソルジャーだけ
・この流れだとギヤマスターにだけ軒轅星が落ちてくるのは確かに不公平だな
・ゼブラがボクシング王者という使い捨て設定ももちろん登場
・敗れた仲間を切り捨てるようなことを言いながら、無念を晴らしてやると言う情に厚いマリキータ
・まさかここであのトラースキックを再現してくれるとは!
・次回は3ヶ月後ではないという煽りも秀逸
・そろそろ五王子側が負けそうだが、ゼブラはチームメイトを金で集めてるし、マッスル・インフェルノもステカセキングが披露済で上積みがない
・スグルと対戦しているので友情パワーを発動できるが肝心の相手がいない。まさかのシマウマキッド?
・マリキータはスグルと戦ったカレクックと対戦しているが、友情パワー発動を拒否している
・勝敗が読めないがフェニックスは配色濃厚だからゼブラが勝つのもありえるし……
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2018前半 横浜DeNAベイスターズ私的感想 控え野手編

2018年07月15日 | スポーツ
梶谷隆幸
今年の誤算に上げたい気もするが例年通りの梶谷なので想定の範囲内ではある。
もう本当に我々のイメージする梶谷そのままの姿を今年も見せてくれている。とりあえず早く一軍に戻ってきてくれ。


倉本寿彦
今年の誤算その一。オープン戦では軽快に二塁を守るとともに日本人リーグ1位の打率を披露したが、次第に調子を落とし、二塁守備は改善せず、挙げ句に得意としていた左投手とチャンスで全く打てなくなってしまった。いったん二軍に落ち特に改善してないのに一軍に戻ってきたが打ったのは最初だけだった。去年は戸柱と合わせて100打点上げていたこの二人がさっぱりなのだからそりゃ苦戦するわ。いっそ今年は二軍でみっちり二塁修行でもいいと思うが、二軍では遊撃・二塁・三塁とポジションを転々とさせられてたんだよなあ。


戸柱恭孝
今年の誤算その二。打点乞食と呼ばれた去年から一変して全く打てない。リードも不安定で緊急補強を招きといいところが無い。去年は倉本と合わせて100打点(ry。伊藤との競争で打棒だけでも取り戻して欲しい。


大和
今年の誤算その三。そんなに打たないとは聞いていたがここまで打てないとは聞いてなかった。守備・盗塁は流石の一言だが打率が2割ぴったりならもうちょい打てる柴田を使いたくなるのも無理はない。チャンスで打つからそこまで印象は悪くないが、チャンスじゃない時にもう少し打ってくれないと困る。


佐野恵太
右の中川とともに猛威を振るう待望の左の代打。もう少しタッパがあれば30発打てるが、無い物ねだりだしタッパがあるのに長打力皆無の倉本が横浜にはいたわ。
ソト、梶谷、桑原 or 神里と上手くやりくりできれば層が厚くなるし、いずれはロペスの後継者争いにも加わるだろう。緊急時には捕手までできるしこいつを拾ってきた高田GMは有能すぎる。


中川大志
後藤が衰え細川がまだ修行中のぽっかり空いた右の代打枠に颯爽と躍り出た。これを解雇してぶっちぎり最下位を走る球団がいるらしい。細川が育つまでの1~3年でいいからこのくらい打ってくれれば。


乙坂智
メキシコから一向に帰国せず、去年と同じ乙坂がベンチにいる。四球を多少選んでる気もするが君の仕事はもう少し打つことである。来年の今頃は白崎に続き別のチームにいそう。


石川雄洋
倉本・大和・山下ら二遊間がろくに打てず、まあまあ機能してたけど今年限りと思われるピロヤスに任せるのもなんだからと急浮上した俺達の石川さんがわりと活躍中。正直、現在最も二塁レギュラーに近い。
特に何かしてくれた記憶はないのだが何かしてくれそう感は健在で、元気な姿を見せてくれ。


山下幸輝
涙のサヨナラヒットだけになってしまったが、今年のベストシーン候補だから文句はない。石川さんに押し出されたのはどうかと思うが。
イップスも治ったようだし、また困った時に上がってきてくれれば助かる。


田中浩康
本人でさえ今年は一軍に呼ばれないと思っていたのに二塁に穴が空き、一軍でも存在感を見せた。
だがやっぱり来年はいそうにないので石川に交代。四の五の言ってる場合じゃなくなったらまた呼ばれるかも知れないが。


楠本泰史
ノーヒットなのに淡々と四球を選び続ける余裕が大物ぶりをうかがわせたが、実は慌てていたのかボーンヘッドで二軍落ち。再昇格したが使い道に困っている様子。だったら二軍で一打席でも多く経験を積ませて欲しいのだが。


宮本秀明
何人目かのハマのスピードスター。プロ初安打が逆方向へのホームラン、翌日にも一発かましレギュラー奪取かと思いきやそれっきりだった。盗塁を期待してたら謎のパンチ力も持っているので期待値は跳ね上がった。アピールは十分できたのでまずは二軍で経験を積んでもらおう。


高城俊人
普通に使われていたが緊急トレードで移籍決定。たぶん嶺井と二択でより若いからオリックスに選ばれたと思われる。新天地での活躍を願う。


白崎浩之
全く使われないまま緊急トレードで移籍へ。カタログスペックの高さから第二の大田泰示になれる可能性は十分にあり、実は非常に楽しみにしている。初試合でいきなり3ランとか打ちそう。
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2018前半 横浜DeNAベイスターズ私的感想 レギュラー野手+監督編

2018年07月14日 | スポーツ
桑原将志
去年のなんか調子悪い状態を維持したまま開幕を迎えてしまい、あっさり神里にレギュラーを奪われる。
だが7月に驚異的に打ちまくり完全復活。神里への対抗心からか盗塁も決めまくっており弱点が消えかかっている。
去年も7月頃に打ちまくっていたので毎年夏から使い始めれば良いのでは。


神里和毅
待望の盗塁できる一番打者が登場。守備は桑原に、打撃は梶谷に及ばないが全スペックが高く、そのイケメンぶりは横浜野手全員を合わせても敵わないとか。横浜野手のルックスは個性派揃いだけどな。
二軍に落ちたが怪我さえなければすぐに戻ってくるだろうし、戻ってこなければ困る。桑原と上手く併用して欲しい。


柴田竜拓
序盤は二軍で過ごしたが、守備はさすがに大和に譲るが平均的に大和よりは打つためなんやかやでスタメンに返り咲いた。だが四球・バント・盗塁は去年からの上積みが見えない。その3つに秀でた大和と上手く使い分けてもらいたい。


ロペス
キャリアハイを出した去年ほどの成績は無理だろうと思っていたらそれ以上の勢いで打ちまくった。ビデオ判定でファールの直後に打ち直した一発は球史に残る。
故障中だがオールスターでは元気な姿を現し、打撃投手としての才能まで見せた。復帰した時、反撃が始まるだろう。


筒香嘉智
キャリアハイを出しかねない勢いで打っている日本の四番。
山田哲人や中田翔も例年並みに当たっており、やはり去年はWBCの影響だったのか。
故障したら終わりだが、これだけの選手ならどこのチームでも同じである。


宮﨑敏郎
キャリアハイ間違い無しのペースで打ち続ける安打製造機。なんだこのクリーンアップ。
ホームランも量産体制に入って、謎の守備力も健在で、いつの間にかスペ体質も克服しかけており、隙が無い。
このまま最後まで行ってくれることを願う。


ソト
開幕でつまづきこのままネタ外人になるかと思いきや優良助っ人に。速球と外角の落ちる球に弱いかとも思ったがわりとアジャストしてきており、守備もライトはもちろん一塁も難なくこなす、驚異的な適応力の高さを見せつける。どんだけ器用なんだこの男。ロペスが故障した時にソトがいなかったらシーズン終了だった。


嶺井博希
リードは去年とあまり変わりないが全く打てず緊急補強を招いた。
嶺井・戸柱・伊藤の誰かが2割5分打てれば問題ないのでなんとか上向いて欲しい。


ラミレス
采配に大きな変わりはないが、去年までは手駒が無かったから動かなかっただけで、本来はこんなふうに嬉々として打線・先発陣を入れ替えまくる性質なのだろう。だが数こそ増えたものの全体的な戦力はさほど変わらず、というか主力のロペス、梶谷が故障し今永らが出遅れ、大和も二軍にいるし戸柱・倉本らが沈没した分、去年よりは確実にマイナスであり、この乏しい戦力でゲーム差ほとんど無しの借金4は上出来だろう。
後半戦は新たな故障者さえ出なければ、復帰組のほうが数多く控えており、上積みは十分に見込めるはず。
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1/17のNXT #430  突然のウォール・オブ・ジェリコ

2018年07月13日 | 今週のNXT
ヘビーマシーナリー(タッカー・ナイト&オーティス・ドーゾビッチ) ×-◯ ティノ・サバテリ&リディック・モス
(反則スクールボーイ)

体格では4人とも互角だがパワーの差は歴然で、サバテリ組はマシーナリーにフロントネックロックの体勢から代わる代わる振り回される。
二人がかりでドーゾビッチを孤立させようとするが長くは続かず、ナイトに一気に仕留められかけたが、モスがロープに足を掛ける反則付きのスクールボーイで小ずるくフォールを奪い取った。


ロデリック・ストロング ◯-× ファビアン・アイクナー
(ウォール・オブ・ジェリコ)

ジョニー・ガルガノから金星を挙げたアイクナーはスピードとパワーを披露するが、それはストロングの長所でもある。
まるでスタミナの比べ合いをするように一瞬も足を止めずに技を繰り出し合い、最後はストロングがボストンクラブというか突然のウォール・オブ・ジェリコに固めて激戦を制した。


・TM61の足跡

長期欠場していたTM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)の復帰に向けこれまでの足跡が紹介され、日本でのTMDK時代の映像も多く流された。


アリーヤ ×-◯ レイシー・エヴァンス
(右ストレート)

一時期はディーバの中心にいたはずがすっかり置いていかれたアリーヤは、レイシーの右ストレートで昏倒し初勝利を献上してしまった。

さらにシェイナ・ベイズラーが現れチョークスリーパーでアリーヤを絞め上げる。今回も駆けつけたエンバー・ムーンは怒り心頭で王座を賭けシェイナと戦うと宣言した。


NXTタッグ王座挑戦権争奪戦
ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード) ×-◯ オーサーズ・オブ・ペイン(エイカム&レーザー)
(ラストチャプター)

フォードが全く良いところ無く延々といたぶられ、隙をついて交代にこぎ着けるがなんか太ったドーキンスの反撃も短時間で終わり、ツープラトンからフォードがあっさりレーザーにフォールされた。
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SCP-1501~1510

2018年07月12日 | SCP紹介
SCP-1501 - Every Penny Counts (”1ペニーでこれだけできる”)
自動人形。街角に現れて募金を呼びかける。繰り返し募金した人物に付きまといしつこく寄付を募る。裕福な人物にたどり着くと偏執的に募金を求め、親しい人物に変装さえする

SCP-1502 - The Feeny Stitcher
未翻訳

SCP-1503 - Agoraphobic Stone (広場恐怖症の石)
生きている人間型の石。1年あたり最大1m移動する。火山噴火から逃げるため洞窟から出てきたと思われ、洞窟内には外に出ることへの不安を訴える碑文が残されている

SCP-1504 - Joe Schmo (うすのろのジョー)
男性。彼の行為は全く知覚出来ず、周囲の電子機器を故障させ何も起きなかったように記録を書き換える。また彼を肉体的に傷付けることは絶対に出来ない。一人きりで仮想地獄の中で生きているようだと語り、消息を絶った

SCP-1505 - Paradoxical Avian Propagation (鳥類異常繁殖)
1羽のワタリガラスから始まる時間ループによる異常現象。10時間周期で行動し、周期の終わりに分裂し複製を作る。複製体は元の個体と同じ行動を取り、やはり周期の終わりに分裂する。それを無期限に繰り返すため放置すれば指数関数的に繁殖し続け、世界終焉すらもたらす

SCP-1506 - Aerial Arachnid
未翻訳

SCP-1507 - Pink Flamingos (ピンク・フラミンゴ)
ピンクのプラスチックで造られたフラミンゴの庭飾り。本物のフラミンゴと同じように行動する。始めは友好的だったが誤って傷付けたところ凶暴化した

SCP-1508 - Mikey's Chore (マイキーのお仕事)
ダンボールやプラスチックで造られたロボット。背中に「ワンダーテインメント博士©2003」と書かれ、説明書ではマイキーと呼ばれている。周囲の人物の雑用や力仕事を手伝うがきわめて非力で、喋れないが仕草で疲労や骨折を訴える。財団が収容し仕事を与えずにいたところ、お礼の手紙を残し活動停止した

SCP-1509 - The Blade of Rebirth (復活の刃)
インドネシアのパラング(ナタ)に似た武器。この刃によって負った傷は空間歪曲により深さが無限大となり、傷の場所や長さによってさらに異常な効果が現れる。四肢に負った傷か、傷の幅が7cm以下の際には傷口からイエヒメアリの群れが繰り返し現れ、やがて急速に治癒する。四肢以外の場所や傷の幅が7cm以上の場合は、負傷者の知人で30年以内に老衰以外の原因で死亡した人物が傷口から現れる。生成された人間は死亡者と同一の記憶を持ち、同一人物と名乗る。一連の流れにより負傷者は確実に死亡する。また負傷者が過去に殺人を犯していると、生成されるのはその被害者のうちの一人である

SCP-1510 - The Tarnished Legionnaire (曇った軍団兵)
紀元前ローマの歩兵用の兜。28~35歳の男性が被っている間、ローマ兵の亡霊が憑依する。当初は混乱から凶暴化したが、落ち着くと協力的となり、呪いを掛けられ肉体を失い意識だけが残っていると語った
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今週のキン肉マン #252 紫禁城の嵐!!

2018年07月09日 | 今週のキン肉マン
・ガトゥーッとかいう謎の掛け声
・まず黄砂で球を作れるのがすごい
・紫禁城で待ち構えてたのに逆に地形効果を利用されるギヤマスター
・水ぶっかけても止まるし砂詰まらせても止まるし案外弱い
・そして強力チーム全員集合!
・ペンチマンのシンプルなデザインいいなあ
・幻のメイプルリーフクラッチ!!
・これだけ友情を全面に押し出しても発動しないのだからやはり友情パワーはスグル絡みでないと出ないのか
・だいぶ知性を溢れさせてたし強力一辺倒で行って欲しかったが、ビッグボディ勝利はやはりうれしい
・ベンキマンをクッキンクッキン侵食したギヤの謎は明かされなかった
コメント

SCP-001~1400の追加・差し替え

2018年07月08日 | SCP紹介
SCP-437 - Summer of '91 ('91年の夏)
ペンシルベニア州のキャンプ場にある木立。木の中に体組織や骨格が織り込まれており、1991年の夏に訪れた人々とDNAが一致した。全員が最近になって消息不明となっているが、骨格等は不可解なことに91年当時の年齢と一致している

SCP-947 - Son of a [EXPLETIVE REDACTED] (サノバ[罵言につき編集済])
強い伝染性を持つ罵言。見聞きした者は即座にその意味と作成者の名前を理解し、積極的に使用する。やがて全ての罵言がこの言葉に変換される。英語話者にしか感染しない

SCP-1052 - Ana ("アナ")
16世紀後半に作られたと思われる手鏡。「親愛なるアナ」というフランス語と女性の絵が刻まれている。神経性拒食症の患者からアナ宛の手紙が届けられる。彼らはアナを具象化された疾病や半神的な存在と認識し、アナから手紙が送られてきたと語る

SCP-1090 - Cordless Headphones (コードレス・ヘッドホン)
耳当ての部分が石で出来ているヘッドホン。装着すると様々な音楽や音が聴こえる。現象は人によって異なり、長時間の使用は後遺症が残る

SCP-1116 - Humanoid Remote Drones (人型遠隔ドローン)
20~35歳の人間に見える7体の生物。自発的にはほとんど動かず、身体的刺激や脅威にも反応しない。いくつかの簡単な指示に従う。頭蓋に埋め込まれた装置から一時間に数回、周波数を送信する

SCP-1121 - The Skinning Disease (皮剥ぎ病)
アメーバ。人間の表皮ブドウ球菌内を突然変異させる。感染者は無意識に自ら皮膚を剥がし、急激に凶暴化する

SCP-1148 - Imperfect Image (不完全なイメージ)
ある窓ガラスに現れる現象。内側からその窓を視認した者は、窓の向こう側にいる誰かに見られているという焦燥感に駆られる。やがて目の端に翼の生えた人間が見えるようになり、窓の2m以内に近づくと当人にしか見えない腕に引っ張り込まれ消失する

SCP-1194 - Damaged Toy Horse (壊れたおもちゃのお馬さん)
紐とスピーカーの付いた小型装置。女性が紐を3cm以上引っ張り出すと周囲に馬が一頭出現する。馬は発声出来ず、通常有り得ない体色で、排泄しない。定期的に色素がカドミウム染料に置換され、急性中毒を引き起こす。馬を出現させた女性が接触していると症状は緩和される。ただし平常時にもその女性が世話していないと衰弱する。スピーカーは壊れており用途は不明。ワンダーテインメント博士の製品と思われる

SCP-1206 - Lost Muse (Lost Muse)
3つの要因が重なって起こる異常現象。現場上空の可視度がある値で、ボストン発の列車が夕暮れ時か黄昏時に通過し、車両の北方から乗客が景色を眺めていると起こる。その乗客は景色に圧倒的な畏怖と崇敬の念を感じ、それを伝えるために独自の言語を発展させる。言語は伝染性を持ち、もし標準言語となればやがては社会構造を崩壊させる

SCP-1222 - Stasis Box (停止箱)
ビーズと貝殻で装飾された竹製の箱。両手で持ち中を覗き込んだ人物を停止させる。生きた人間が触れるまで解除されず、停止中はあらゆる損傷から守られ、不老不死となる

SCP-1242 - Doppelganger Virus (ドッペルゲンガー・ウィルス)
白人男性。身体からウィルスを滲出し、感染した人物を自分そっくりの存在に変換させる。コピーされた人物は元の人物から鬱症状を引いた性格で同じ記憶を有し、元の人物を保護する。皮膚接触で99.9%、経口接触で100%感染する

SCP-1244 - Universal Stopwatch (共通ストップウォッチ)
ストップウォッチ。ボタンを押すと10~60秒のいずれかを示し、カウントダウンを開始。0になると同時に16m以内の人物や物体に関わる何らかの事象が起こる

SCP-1246 - Stone Spiral (石の螺旋)
様々な石で造られた螺旋構造。周囲に微量の放射線物質が堆積していき、人間以外の脊椎動物が視認すると、活動停止する。停止している間、その生物は一切の代謝を行わずに健康を保ち、それを目撃した人間以外の脊椎動物も同様の状態になる。また地球上のどこかで核兵器が使用されると、人間と電子機器にのみ聞き取れる不可解な音声が13分30秒以上流れる

SCP-1285 - The Wooden Movie Prop (木製の撮影用小道具)
腕と頭部が無く、首から根を生やした人間の彫刻。屋外に設置すると根を伸ばし、近くの寝室で眠る人間の眼をえぐり出し花を咲かせる。花は樹液を出し、とある方法によってアルコール飲料に生成出来る。それを飲んだ人物は全身から根を生やし、周囲の哺乳類を襲い自身と同じ姿に変身させる。ある映画の小道具として使われ、出演者に贈られたと見られる

SCP-1345 - Propaganda Machine (プロパガンダ装置)
遺棄されたアメリカ陸軍基地にある装置。指定した位置にマイクロ波を送り、浴びた人物の思考を操る。実験としてフィラデルフィアのレンタルポストに葉書を投函させようとしたが、フィラデルフィア計画(著名な都市伝説)の陰謀論者が生まれてしまい、研究は破棄された
※SCP-595ではフィラデルフィア計画は実在のものとされているが、こういった矛盾はSCPではよくあること

SCP-1349 - Stomach Bug (腹の虫)
ニジカタビロオサムシの亜種。噛まれた生物の体内に微小の胃として機能する生物を形成させる。やがて消化管を胃酸で満たして内臓破裂させるか、食物を吸収前に胃酸で溶かしてしまい、栄養失調で死亡させる

SCP-1362 - The Cartographers' Guild (地勢調査団)
グリーンランドのある区画。黒ずくめで上半身を黒煙に覆われた6体の人型生物が地勢調査をしている。24時間ごとに狼煙を上げ調査結果を報告していたが、終了を告げても誰も現れなかった。現在は狼煙をやめ、財団職員や車両が近づくと移送を求めて寄って来る

SCP-1363 - Possessed Virus (人格保有ウィルス)
人間の皮膚に感染するウィルス。ウィルスは研究者と思われる2人の人格を有しており、感染者に筆記で質問すると皮膚を変形させ応答する。感染から5ヶ月で治癒する

SCP-1394 - Doctor's Syringe (夢の注射器)
17世紀に作られた注射器。生理食塩水を生成し続け、これを病気や体調不良の患者に注射すると、睡眠時に夢遊病を起こし歩き回る。患者は夢の中で医療行為を行い、目覚めると表面上は回復するが、実際の症状を認識出来なくなる

SCP-1399 - Another Way of Hearin (別な聞き方)
「別な聞き方」というタイトルの15ページの児童書。読み終えた人物の聴覚だけを並行世界に接続させる。本の最終ページの画像が不定期に変化し、それに応じて並行世界も変化する。画像は現実の世界的な事件を暗示しており、その事件が最悪の結末に至り世界崩壊を引き起こした並行世界と思われる
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ミステリ感想-『碆霊の如き祀るもの』三津田信三

2018年07月06日 | ミステリ感想
~あらすじ~
海と断崖に閉ざされた陸の孤島のような村に伝わる3つの怪談と、現在進行中の1つの怪談。
取材に訪れた刀城言耶はまるで怪談をなぞって行くような不可解な数々の事件に巻き込まれる。


~感想~
目次を見ればわかる通り背景となる怪談だけで120ページ経過し、第一の事件が起こるのが200ページ目。第二以降はさらに先と、初期のシリーズに戻ったようなスローペースだがだからといって退屈も辟易もさせず、作者の腕前の向上と焦らない自信のほどがうかがえる。
このシリーズに期待するのはやはり謎の山と、築いては崩し、崩しては積み上げる試行錯誤しながらの怒涛の推理だが、例によって解決直前に列挙される謎の数は「凶鳥」で20個、「首無」で37個、「山魔」で35個、「水魑」で43個だったのが本作では驚異の70個を達成。
なのに解決編はいつもと同じ程度の56ページしかないが、期待通りに怒涛の推理を見せ、時に犯人や真相を据え置きにしながら目まぐるしく変わっていく変幻自在の論理展開も健在。最後には怪異と事件が密接に絡まる納得の解決と、とてつもない怪異で締めくくる、刀城言耶シリーズの最新作に恥じない傑作である。
また怪異のスケールがシリーズ屈指の大きさで、しかも読み返してみると最初に書かれた断り書きが全く別の意味を帯びてしまう周到さで、もはややりすぎ感すら覚えさせる、シリーズで最も怖い結末になっているのも素晴らしい。少なくとも本ミス3位以上は確定ではなかろうか?


18.7.6
評価:★★★★ 8
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