赤色中国がなぜ国連の常任理事国か
第二次大戦後、国連が出来たとき、中国は常任理事国にな
った。当時大陸の政権は中華民国だった。その後共産勢力
が政権を握り、中華民国勢力を台湾に追い落とした。
そこで中共が常任理事国の権利を引き継いだのである。体制
の変換にかかわらず、それほど国家の権利は重い。同様に、
前政権の義務、外国と交わした条約、約束事は守らなければ
ならない。
民主選挙を60年近く一度も行わないから、その政権のレジ
ティマシーに胡散臭さはある。しかし、国家として認められ
た以上はその権利を引き継ぐと同時に義務を果たすことが国
家の尊厳を保つ道であることを自覚しなければならない。
まして、同一体制、政権で約束したことを後で破ることなど論
外である。
振り返ってみると、明治維新政府は徳川幕府が外国と結んだ
条約をことごとく遵守した。そして何十年にもわたる粘り強
い血のにじむような努力によって、為替制度、関税、不平等
条約などを平和的な方法で是正したのである。国家として国
際社会から尊敬を得た所以である。
赤色中国の自覚をうながす次第である。
++++++++++ hole in one ++++++++++
第二次大戦後、国連が出来たとき、中国は常任理事国にな
った。当時大陸の政権は中華民国だった。その後共産勢力
が政権を握り、中華民国勢力を台湾に追い落とした。
そこで中共が常任理事国の権利を引き継いだのである。体制
の変換にかかわらず、それほど国家の権利は重い。同様に、
前政権の義務、外国と交わした条約、約束事は守らなければ
ならない。
民主選挙を60年近く一度も行わないから、その政権のレジ
ティマシーに胡散臭さはある。しかし、国家として認められ
た以上はその権利を引き継ぐと同時に義務を果たすことが国
家の尊厳を保つ道であることを自覚しなければならない。
まして、同一体制、政権で約束したことを後で破ることなど論
外である。
振り返ってみると、明治維新政府は徳川幕府が外国と結んだ
条約をことごとく遵守した。そして何十年にもわたる粘り強
い血のにじむような努力によって、為替制度、関税、不平等
条約などを平和的な方法で是正したのである。国家として国
際社会から尊敬を得た所以である。
赤色中国の自覚をうながす次第である。
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