午前6時37分聞いたこともない音が家の中でした。そんな音が出る電気製品などない。誰かがしめ殺されたような声だ。すわリトル・ピープルが殴りこんで来たか。
泡を食って音源を捜すとそれは携帯電話だった。画面には緊急地震速報と出ている。慌てて本棚や家具の置いていない一角へ逃げたのだ。
NHKのテレビをつける。衆議院選挙の候補者の政見放送をやっている。いつもと違って地震の情報は出ない。テロップも流れない。
民放に回すとどこもアナウンサーが地震情報を流している。ためしにNHKの衛星放送を見ると地震情報をやっている。総合テレビでは相変わらず候補者の演説を流している。テロップもなし。
肝心のときにどういうことだ。政見放送をやめると彼らからイチャモンをつけられるからなのか。画面の隅にテロップを流すことも候補者に遠慮しているのか。この番組のディレクターは将来どこかの政党から立候補できるかもしれないね。
とうとう、NHKはいつまで経っても地震情報なし。地震情報そのものも誤報だったのか、ぜんぜん揺れず。
千葉県東方沖の地震はマグニチュド4.1というが、今後はどんな地震でも携帯電話に大げさな演技をさせるのかね。あんまり驚かさないでくれよ。ヒステリーおんなじゃあるまし。
<< 補足; ほかのブログを見ていたらNHK総合でも通報直後には報道したらしい。ちょうど公明党党首の政見放送中だったそうだ。それで公明党からすぐにNHKにこわもてのクレームがついて、地震速報のフォローアップをやめたらしい。そんなことで公共放送と言えるのか。公明党の見解も聞きたい。
わたしもすぐにテレビをつけたのだがもう画面には地震のジの字もなかった。ちょうどその時にテレビを見ていた人が上記の情報をブログに書いてくれたのだ。
本当に大地震だったら公明党はどう責任を取るのか、はっきり釈明をしてもらいたい。