前回小沢一郎裁判の判決は将来へのタネを残した、と書いたが、さてこのタネをどう育てるかだ。
* 国会で証人喚問を求めていく方法があるが、クリアカットに進むとは思われない。稀代の破廉恥漢である小澤が喚問に応じるはずがない。民主党にそれを強制する力と見識があるか。
小澤は徒党を組んで策謀するであろうから見通しは不透明である。
政局がらみの政治日程は不透明である。解散などがあると問題はどっかへ吹っ飛んで行ってしまい、忘れ去られる恐れがある。
* 控訴する。その場合起訴弁護士は交代することになるか。続けてやってもらいたいが、弁護士の仕事としては儲かる仕事ではないし、大きな裁判で負担も大きいから弁護士は変わるのが現実的だろう。
国会証人喚問が実現する可能性が低いことから、是非控訴をすべきである。