東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

困った、困った、続き

2012-12-02 08:40:34 | 国際・政治
前に「困った、困った」と書いた。レストランに入ってメニューを見ても食えそうなものが無いのに、腹は死にそうにすいている。

これを書いたのは石原慎太郎がまだ都知事だった時だが、さて、投票まであと二週間と迫ったときになっても、同じ悩みが消えない。

今朝、例によって政党のバカどもが雁首をそろえる朝のワイドショーでも見てから書こうかと思ったが、見ておれん。聞きたいのは3、4人なのに阿呆どもがわんさと順番に小学生みたいに答弁している。でテレビを切って書いている訳だ。

今の日本は内潰外逼の危機にあるわけだが、これをまったく感じない一派と危機感を持っている連中と、大きく分ければ二分されているようだ。そういう意味では幕末維新と似ていなくもない。

内部壊滅も外部の脅威も感じなくて、今の日本は幸せいっぱい、何も変えてはいけないというのが、共産党、社民党、未来の党、そしてみんなの党もこのグループらしい。

前にも書いたが自民党は石破が大きな顔をしている(物理的な意味のみでなく)のではどうも感心しない。日米同盟はいいが、自立心がない。うぶな田舎娘のようにアメリカを頼り切る低能ぶりではとても安心してみていられない。

自民党の外交政策は基本的にはすれすれセーフだが、ピントが合っていない。遠近法というのかな。之じゃいい絵は書けないし、いい写真は撮影出来ない。

維新の会もどうなのかな、異物の混交という感じが拭えない。撹拌している内に餅が搗き上がるというならいいが。

日本という疲馬に鉄鞭を加えて、もって日本を再び快奔せしめるのは石原慎太郎だろうか。