東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

軍事情報とは隠蔽するもの

2012-12-13 08:41:48 | 国際・政治
謀は密なるものをよしとする。情報戦もそうである。公にするのは陽動作戦の場合か、敵(および味方)を欺くためである。

韓国は情報分析能力がないことを露呈した。しかも、得意げにぺらぺらと「ミサイルを解体した」などとやっている。最低だ。これで日本の盾になるのか。日本の安全保障の盾になるからと、アメリカから竹島問題で我慢しろと何十年も言われてきた相手がこれだ。考え直す必要がある。

昨日朝のニュースで日本政府は警戒態勢を維持するといっている。安全保障閣僚会議では「今日は発射しないではないか」という意見が多かったというが、民主党の無能議員たちだ。問題は防衛省、防衛大臣がどう考えているかで有る。

ペラペラしゃべる方がニュースになる。だからバカマスコミを見聞きしていると韓国の発表のみが横行する。

* 延期を発表したからというが、こういう重大なことで、予告期日の早い時期にこんな発表をするかね、それほど深刻なら期限切れまで隠すのが普通だ。そして期限切れギリギリになって発表するのが普通だろう。

* 衛星写真で解体していると韓国は解釈し発表している。之についてはテレビで種々言われているが、横にそれらしきものが置いてあっても解釈は様々ある。夜陰にまぎれて、とか、カバーのなかでというならわかるが、大事なものを堂々とジベタに放り出したりするものかね。

ちなみに戦争ではさも多数の飛行機が健在である、戦車が多数あると見せかけるために地上にハリボテを並べるのは頻用される手である。

解体の可能性もいくらかあると思っても、こういうことを一々マスコミに発表するのはそれが手柄だと思ったのだろうがなっていない。







先制攻撃理論の復活

2012-12-13 08:15:02 | 国際・政治
北朝鮮のミサイル発射は昔懐かしい先制攻撃理論を復権させる。

核兵器による攻撃のみでなくて、通常兵器によって核攻撃能力を破壊するというイスラエルが常用している手段を半島情勢に対しても正当化する。

通常兵器による核基地への先制攻撃も自衛の範囲内の行動と正当化される。

これをチェーン・リアクチョン(ションかな)と言うのだよ。アメリカの出方が注目される。