つまり衣装と中身の著しいアンマッチである。
これが前世紀末で左翼思想の汚染が甚だしかったころなら、枯れ木も山のにぎわいで方便ということもあっただろうが、時代は進展した。
ある傾向、思想が優勢になるとそれに便乗して旗を振ることで利益を得ようとするやからが出てくる。昭和維新末期にも同様の軍部すり寄り便乗御用商人が群生繁殖した。戦争末期の田中角栄もまだミニであったが同様の種族であった。いまや平成の御代も三旬を閲しようとしている。日本は同じようなステージに入りつつ有るようである。
為政者、政治家は心して警戒すべき時に来たようである。