今朝六時台の6チャンネルの何とか言う番組に石破、藤井が出ていたが、藤井氏は籠池証言に一定の評価をしているようだ。また両名の発言を聞いているとアンチ安倍のトーンがにじみ出ている。つまりこの問題が自民党内の権力闘争の核になりつつ有る。
麻生財務大臣の影も囁かれているようだが安倍首相も今のような対応ではますます追いつめられる。一刻も早く「忠臣面をした欲と二人連れの見返りを期待している押し掛け女房的(高級)官僚(たち)」を切り捨てるべきである。
石破、藤井両氏は、事件を利用しようとする「大きな力」(反安倍勢力)が作り上げた「事件の原因に大きな力の働きかけがあった」というストーリーを売り込もうとしているのだろう。これは露骨に安倍首相やそれをバックアップするグループを示唆しているようだ。
みんなで担げば危険を犯さずに、うまい汁のありつけると言う官僚グループ(省横断的)は前例踏襲主義や法令遵守主義を無視する。権限のある高級官僚が結託すれば大抵の悪徳儲け仕事は可能になる。
安倍首相が即刻決断すべきは忠臣面をした逆臣を処断することである。それ以外に安倍首相が反攻に転じる道はない。
ところでここまで書いた所で中断してフジテレビの報道2001を見たが、安倍氏の側近である下村氏と、何とか言う自民党のチンピラの発言を聞いていると安倍さんには有能で信頼感のある側近、担当者がいないな、と慨嘆した。下村氏はまともなことを言う人物と思っていたが、小池氏に破れて以来言うことがおかしくなった。チンピラは言うに及ばず。そして、こんなことを側近に言わしているなら(高級)官僚たちと安倍首相は同じ穴の狢かなとも思う様になったのである。つまり藤井氏のいう大きな力とは安倍氏のことかなと。
とにかくこの一大ペテンの実施部隊は省庁をまたがる大部隊である。高級官僚だけではなくて当然にペイペイの事務官も多数関与している訳だし、マスコミがその機動力を駆使して取材すれば簡単にこのどぶ池を浚うことは出来るだろう。
自民党のチンピラ出演者が籠池氏の人格を問題にしていたが、その人物と親密であったのは安倍夫妻、そしてそれに長期間相乗りをしたのは関係官僚である。これが第一期である。それが問題が明るみに出ると、それらの人物が手のひら返しに距離を置く様になったわけで、問題発覚まで長期間連携関係にあった官僚達、政治家の大罪はなんら軽減されるわけではない。
このチンピラ出演者は討論のマナーを知らないね。人が発言している時に無作法に割り込んでくる。今時の人物で討論のエチケットも知らない田舎者は珍しい。社会常識もない男である。非常に聞き苦しい。視聴者に与える悪印象を考慮したことがあるのかね。自民党首脳にごまをすっているつもりなのだろう。
野党には政権担当能力はない。しかし、チェック機能はあるようだ。がんばりなさい。
最後にもう一つ、後先になったが麻生財務大臣と財務省官僚の関係は構造的に稲田防衛大臣と防衛官僚の関係と同じである。この問題も焦点のひつとである。マスコミのご奮闘を期待する。