プーチンが論理的な発言が出来るかどうかと言う問題もあるが、あるいはそれなりに韜晦しているつもりかもしれないが。
報道されているサハリンン2問題ね。テレビの報道では何を言っているのか分からないので今朝は新聞を二紙買った。勿論駅のキオスクでだ。普段は新聞なんて読まない。購読もしていない。
ところが全然分からない。ロシアはわざと真意が奈辺にあるか曖昧にしているのだろうが、日本の新聞の解説もうわごとのようだ。
要するに強制的に接収するというのか。買取をして経営権を完全に掌握するのか。また、大統領令に基づいて具体的な通告があって初めて動き出す問題だと思うが、その辺の段取りの見通しがプチン声明では分からないし、日本側の政府、マスコミも分からないらしい。だから今書いているものも予備的コメントというわけである。乞う続編と言うわけだ。
あるいは経営権は奪取するが、供給計画はこれまでの契約通りにするのか、そうだろうという希望的観測もあるようだが、あてにならない。
これはわざとロシアがぼかしているのかもしれない。無償で取得する、というのは強奪ということだが、日本のマスコミの解説ではそうは書いていない。根拠はなんだね。
日本とロシアは経済戦争状態にある。経済戦争にはウィンウィンの関係はない。ロスロスで始まり、どちらかがビッグウィンで終わるのが通例である。日本の政治家に はそこまで持っていく手腕があるのか。
声明のタイミングに日本の参議院選挙へのインパクトを狙ったという解説もある。そうだろう。また、電力需給が連日危機的状況にある時期を狙ったという。首肯できる説だ。
前回安部さんの発言について触れたが、安部、ハニュウダ、岸田、プチンの多変量解析をしたのかもしれない。まあ、しっかりやれや、としか言えないが。当面のロスにうろたえず、最後のビッグウィンを狙うことが大事だということを忘れないことだ。
続編はその後の推移をみて、、
一つ変数を追加、イギリスの会社、ブリティッシュシェルだったかな、も50パーセント出資していて、早々と撤退を表明していた。持ち株の売却先を探していてインドの会社と交渉中とか。これも狙い撃ちの対象か。どういう風に。