東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

一般に外資系企業製品のアフターサービスが劣悪なことについて

2016-02-24 20:21:05 | 社会・経済
アメリカ本土でも米国企業のアフターサービスが劣悪でテイをなしていないことはすでにご案内のことと存じます。だからトヨタなどの車がアメリカで売れるわけです。アメリカでもそうですから、ヨーロッパやアジアではもっとひどいのでしょう。

夕刊フジにもと週刊文春編集長の花田紀凱氏が「天下の暴論」というコラムを連載している。今日の記事でipadの充電器が壊れたときのアップルの対応を報告している。

それを読んで昔の不愉快な経験を思い出した。ヨーロッパの電機メーカーのオイルヒーターを買った。ほどなくして電源関係がおかしくなったので連絡したのだが、出て来た女の対応はこちらが小学生で自分が教師のような高慢ちきな態度でこちらの取扱が悪いと決めつけた。オイルヒーターなんて単純な機械で取扱がどうのこうの、という難しいことがある訳ではないので相手の態度に呆れた。とにかく顧客に対応しているという意識がない。

それで恐れ入る訳にも行かないので引き取って直させることにしたら宅急便が来た。それで渡したらしばらくして戻って来たが全然直っていない。世間で一応直ってしばらくは動いたがすぐ壊れたという話はまま聞くが、使ってみて全然修理していないことは明瞭であった。それでもう一度引き取らせて修理させた。今度も戻って来た時にまったく同じ状態だった。

強硬にクレイムすべき所だが、最初の電話の応対から始まって相手の一連の鉄面皮な対応からして、相当強硬にやらないと相手にはカエルの顔にションベンだと思った。その当時仕事が非常に忙しく、時間と金と労力をこんなクレームに注げないので泣き寝入りした。たかだか数万円?のことだしね。

それでくだんのオイルヒーターはインテリアとして狭いマンションの相当部分を十数年間にわたって占領していた。その後引っ越しをする時に金を払って引っ越し業者に処分してもらった。

冒頭にもふれたが、彼らにはアフターサービスという観念はない。さらに日本法人の場合には、不良品として戻ってくる製品の数が不良品率として本社に報告され、支店長なり担当者の勤務評価に反映されるらしい。だから完全に外国にある本社向けの顧慮しかなく、顧客のことなど、一旦売ってしまえばどうでもいいということなのだろう。

日本を完全に植民地なみに観ている。そして日本で働く男女職員は植民地本国(欧米)の顔色ばかりみているのは明らかである。

だから外国製品は買わないが、花田さん、嫌なことを思い出させてくれたな。


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