東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

準戦時宰相論

2018-03-07 07:26:23 | 森友学園

安全保障や外交の分野で安部さんは余人をもって代えがたいように見える。

一方で自民党のある首相経験者は「現政権は土台から腐りつつある」と批判した。

  加計森友問題をめぐっての発言であったと記憶するが、安部氏がオールラウンドな首相として機能し合格点をとるためには、ご機嫌とりや忖度なれのした高級官僚の綱紀を躊躇なく正すことを国民に示す必要がある。それをかばうのは理由があろう。そんなことをしたら尻をまくられて自分の都合の悪いことを高級官僚に暴露されるのではないか、あるいはサボタージュされると恐れているなら、それだけで首相失格である。政権運営能力はない。あるいは自分のために努力してくれて有難う、などという動機でそういう人物を処分するどころか昇進させるなどは宰相としてするべきことではない。まさか、これを認めれば累が自分に及ぶことが必至なのか。

  腐りかけている、という元自民党首相の発言は正しいのかもしれない。安部さんにとってはチャンスなのだ。これほど国民に自分を評価してもらう、わかりやすいチャンスはそう何回もめぐってこない。法の番人であり法の執行者であるはずの高級官僚が逆に、自分の立身利益のために法をまげて忖度などするなどまともな政権ではありえない。

  国民にこれほどわかりやすいチャンスはないのだ、安部君。これを生かさなくてどうする。こういうチャンスはもうめぐってこないよ。麻生という男の薄気味の悪いニタニタ笑いも気になるところだ。意味不明というか頭がおかしいのか。安部君、国民の疑念を一掃してこの国難にあたろうではないか。

 

 


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