大学センター入試問題の解答に政治主導と書いたらペケになるのではないか。そんな日本語はありませんよ、と。
政治主導という言葉は無意味、あるいは矛盾した精神病者が使う言葉だ。次のような文章が文章といえるかね。
「ギョウザは毒入りでないほうがベターである」
不適切な例でどうも失礼。
行政を指導するから政治ではないの。その逆はあるのか。それを自分が発明したみたいに得意になって連呼する小沢一郎というのは保育園レベルだ。猛暑の中で背広を着てネクタイを締めた保育園児である。
だがね、前回の最後にいったことだが、スガ君が自民党に政権を奉還しても、なかなかうまくはいかない。これだけ八方不美人に言っておけばそれだけ各方面からの逆ねじも弱くなるかという浅知恵。
それは1993年から新しいフェーズに入ったのだ。つまり官僚の自律運動への傾斜はそれより前に始まっていたが、小沢一郎がその流れを一気に加速した。つまり右肩下がり傾斜パラメーターの絶対値は跳ね上がったのである。
いまの官僚主導の惨状は小沢一郎の責任である。以下次号以下 < 間違いではありません。