東方のあけぼの

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サイレントキラー

2016-02-03 09:32:17 | 自転車
HV車に騒音発生器を装着することを義務化するという。行政官、立法者にそのくらいの知恵があるなら、先にやることがある。

サイレントキラーの代表である自転車にまず騒音発生器をつけさせることだ。装着しない場合の罰金は10万円くらいが適当だろう。

最善の策はいかなる歩道でも自転車走行を禁止することである。歩道の幅が3メートル以上あるところでしか自転車の歩道走行を認めていないが、全然守られていない。

それより以前に3メートル以上なら自転車を認めても安心というのはあり得ない。むしろ重大事故に繋がる事故は増える。歩道の幅が広ければ馬鹿なヤツはかえってスピードを出す誘惑に勝てない。そういう場合には事故の深刻さは狭い歩道で起こす事故の数百倍である。

秋葉原の線路の下をくぐり向こう側に抜ける広い歩道がある。そこで、後ろから歩道をスポーツ用の自転車で猛スピードで降りて来たチンピラの自転車と接触しそうになったことがある。そのときにその若造がなんと言ったか。「馬鹿野郎」と怒鳴りつけられた、謝るかわりに。

車道なら自動車にはバックミラーがついているから後方車両を確認しながら車線変更をする。歩行者には後ろはまったく見えない。いわんや、歩道でちょっと脇に寄るくらいのことでいちいち後方を振り向きはしない。

あくまでも、後ろから来る者が前方を確認すべきだ。後ろからくる歩行者の場合もそうだし、ましてスピードの違う自転車の場合は後方から来るものに注意義務の全責任がある。
歩道を歩いていて「歩線変更」のたびに歩行者が後ろを振り返り自転車がくるかどうかをを法律で義務づけますか。そんな法律は気違いが作ったと思われる。

しかるに、現実は歩行者がいちいち、後方を確認しないと町を歩けない。気違いだよ、日本の歩道は。

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