今年の春始まった、NHK教育テレビの“歴史は眠らない”シリ-ズで沖縄を取り上げてくれるので大いに期待していたが、余り説明もなく4回の所が、2回で終わってしまった。資料整理と説明していたが、どこからか圧力がかかったかと勘繰っていたところである。
表題は「沖縄・日本 400年」である。講師は、全国九条の会の事務局長でもある小森陽一氏である。だからというわけではないが、どこかの大先生からNHKに圧力でもあったのかと今でも思っている。詳細は下記のサイトにアクセス してみてください。
そもそも「沖縄」という呼び名は、明治維新以後日本に併合してつけられた名前である。それまでは「琉球」であり、何はともあれ一つの国家として存在していた。日本と中国(清)の両国に配慮しながら生き残っていた、武力を持たない極めて平和的な国家・王朝であった。
明治政府は、琉球を幕藩体制に取り込むために、奸計に陥れて併合したのである。1879年に琉球王朝は滅亡し、薩摩の呼び名の沖縄になる。
沖縄人の同化政策が進められて行くが、太平洋戦争で日本の大本営は沖縄を防衛拠点として、切り捨てたのである。そして戦後はアメリカの統治下に置かれ、返還後も基地の島として現在がある。普天間反対だけでなく、琉球人の歴史も知っておくことも大切です。
日本によって不条理に扱われてきた、琉球・沖縄の歴史について少し学んでみませんか?