そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

敗北も失政も認めない黒田総裁

2016-11-01 | アベノミクス
日本銀行が「2%インフレ目標」の達成目標を再び先送りし、黒田東彦総裁の任期の2018年4月までの達成を事実上、断念した。目標の達成は先送りは2013年4月に大規模緩和を始めてからこれで5度目になる。
2年以内に達成すると、自信満々に述べていた黒田総裁であるが、5度も延期しておきながら、失敗でないと言い切った。クロトンと呼ばれた男のバズーガーと呼ばれた異次元の金融緩和政策は、幾度にもわたって放たれたが不発に終わっている。黒田総裁は様々な理由を述べて、政策の失敗を認めていない。任期までにはほぼ不可能な数字となった。消費増税すらできなかったのは、明らかな政策破たんである。
昨日記者会見をして、2%の達成は2018年ころになると述べたようであるが、オオカミ少年ではあるまいが、そんななし誰が信じるだろうか。金るマイナスの影響はすでに私たちは受けている。
アベノミクスはいつまでたっても道半ば敗北を認めない、総裁の発言はまるで戦前の陸軍の姿勢そのものである。本ブログでは、海外の記事から漫画を失敬しているが、上記の漫画もそうであるが、安倍晋三の経済政策(アベノミクス)を評価する記事など皆無に等しい。
安倍晋三の経済政策は、大型株主や大企業などの特定の金満家たちは、とても甘い汁を吸わしてもらっている。外遊に汁を求める起業家をゾロゾロ連れて行く様は見慣れてしまった。経済援助という呼び水のの金をばら撒いて、パフォーマンスを演じているだけである。

やがて国民には、クロトンの放った異次元の金融政策バズーガーのツケを払わされることになる。経済成長はままならないし、税収も減額する。財政赤字の増大として。貧困層を量的にも質的のも増大させた結果の、国家財政をひっ迫や社会不安や社会保障の質的な放棄などが生じる外資本流出による財源の減少。何よりも食料自給率の低下と食糧問題。日本各地の地方の疲弊等々である。高齢化社会と人口減少は、これらの問題をかつての方式では解決できなかったことを思い知ることになるであろう。安倍政権の経済対策は、今ならまだ間に合うかもしれないが、経済は安定期に入っていることを前提にしなければならない。このままでは未来への大きな付けばかりを残すことにになる。
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映画会の案内です

2016-11-01 | アニマルウエルフェアー

一般社団法人 アニマルウェルフェア畜産協会主催の勉強会の案内です。帯広のと畜上の見学と映画会です。と畜場の見学は定員いっぱいになりましたが、映画会方はまだ余裕があります。多くの方のご来場をお待ちしています。
上記の画像をクリックすると大きくなります。
11月4日(金)午後6時15分から(6時開場) から9時まで
場所は とかちプラザ視聴覚教室です。
入場料は1000円(会員500円)
映画は『ある精肉店のはなし』です。
予告編です
命を食べることの意味を、多くの方にとって日常でない世界を見て下さい。
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