今日11月22日、次期アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏が、就任した最初の仕事としてTPP離脱をすると宣言した。粗野で横暴な言動を繰り返すトランプ氏であるが、財界などのひも付きではない。選挙公約を真っ先に実行しようとする、およそ政治家がやらないようなことをやるというのである。
この際、トランプ氏に”アッパレ”をやりたいものである。ペルーのAPEC宣言を、強く意識した発言のといえる。上の写真では、われわれは勝利した。『自由貿易ではなく、フェアーな貿易を』と訴え、TPPのノーを突き付けている。当選すればいずれ変身すると思われていたクリントンでさえ、TPP離脱を公約しなければ選挙は戦えなかったのである。アメリカ国民の多くは、TPP離脱を望んでいる。貿易金額が平均で60%をアメリカが占めているので、85%の了承のもとで個別品目が締結されるのであるから、アメリカ離脱はTPPの失効を意味している。
トランプのTPP離脱宣言は、極めて正常な神経の持ち主であることが証明されたことになる。何を話したかわからないが、おっとり刀で豪邸に駆け付けたのに、コケにされたのは安倍晋三である。痛快である。
トランプは二国間交渉を代わりにやるというのである。アメリカの国力をその方が国力を誇示しやすいのであるが、とりあえず最も危険なISD条項がなくなっただけでもいいだろう。トランプの頭の中には、雇用とアメリカの誇りがあって、TPP離脱を宣言したのであろう。
政治かは後先を考え。るが、商売人は嫌なやつとは取引しなければ済むので、問題を簡素化してとらえられやすいのである。政治家の後先を考えるのは自分のことであって、国や社会のことなどではない。
多国間交渉は不明なことが多すぎる。トランプ氏のように、全く行政経験もなければロビー活動も受けたことのない人物が、大国の政権をこれまで取ったことがほとんどない。前例を踏襲するお役人の事なかれ主義とは一線を画した政権運営になるに違いない。これはこれで、新たな人類の試行だと思って成り行きを注視したい。これで自民党も、やっと公約を守ることができるようになった。トランプ氏の乱暴狼藉に感謝するべきである。
とりあえず、トランプ氏にアッパレを上げることにする
この際、トランプ氏に”アッパレ”をやりたいものである。ペルーのAPEC宣言を、強く意識した発言のといえる。上の写真では、われわれは勝利した。『自由貿易ではなく、フェアーな貿易を』と訴え、TPPのノーを突き付けている。当選すればいずれ変身すると思われていたクリントンでさえ、TPP離脱を公約しなければ選挙は戦えなかったのである。アメリカ国民の多くは、TPP離脱を望んでいる。貿易金額が平均で60%をアメリカが占めているので、85%の了承のもとで個別品目が締結されるのであるから、アメリカ離脱はTPPの失効を意味している。
トランプのTPP離脱宣言は、極めて正常な神経の持ち主であることが証明されたことになる。何を話したかわからないが、おっとり刀で豪邸に駆け付けたのに、コケにされたのは安倍晋三である。痛快である。
トランプは二国間交渉を代わりにやるというのである。アメリカの国力をその方が国力を誇示しやすいのであるが、とりあえず最も危険なISD条項がなくなっただけでもいいだろう。トランプの頭の中には、雇用とアメリカの誇りがあって、TPP離脱を宣言したのであろう。
政治かは後先を考え。るが、商売人は嫌なやつとは取引しなければ済むので、問題を簡素化してとらえられやすいのである。政治家の後先を考えるのは自分のことであって、国や社会のことなどではない。
多国間交渉は不明なことが多すぎる。トランプ氏のように、全く行政経験もなければロビー活動も受けたことのない人物が、大国の政権をこれまで取ったことがほとんどない。前例を踏襲するお役人の事なかれ主義とは一線を画した政権運営になるに違いない。これはこれで、新たな人類の試行だと思って成り行きを注視したい。これで自民党も、やっと公約を守ることができるようになった。トランプ氏の乱暴狼藉に感謝するべきである。
とりあえず、トランプ氏にアッパレを上げることにする