そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

アメリカでも墜落した欠陥戦闘機F35、それでも大量購入するのか

2019-05-16 | 集団的自衛権

岩手県沖の洋上に消えてしまったステルス戦闘機F35であるが、消えてしまったのは戦闘機だけではない。報道そのものが忽然と消えてしまった。日本人ならすぐにこのことを忘れてしまう、そのタイミングを見計らって、パイロットの操縦ミスが既成の事実として、ステルス機の欠陥を隠すために報道されることになる。

ところが昨年アメリカのサウスカロライナ州で起きたF35Bの墜落を巡り、アメリカ政府監査院(GAO)は今月13日に「製造上の欠陥で燃料管が破裂し、エンジンが動力を失った」ことが原因だったと結論付ける報告書を公表した。
驚いたことに事故発生当時には、まだ117機が同じ燃料管をまだ使っていたと報道されている。最新鋭のアメリカステルス戦闘機F35は未完成品なのである。
アメリカは各国の米軍基地と同盟国が保有する全てのF35について、検査のため一時飛行停止の措置を取ったと発表した。
こんな未完成品の140億円もするステルス戦闘機を、貿易赤字の穴埋めに、というより自動車産業などがトランプのご機嫌をそこなって関税がかけられないようにと、100機以上購入する約束をした、安倍晋三が許せない。
安倍晋三は世界最悪の債務を抱えるこの国を、さらに奈落に落とし込めようとしている。安全保障論議の前に、この国にはどんな役に立つのかも不明なこの欠陥戦闘機を大量購入する余裕などどこに見ない。
コメント (1)
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