そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

甘利明は逃げ切り、トンずら西川公也は不起訴で、吉川貴盛は在宅起訴する

2021-01-15 | アニマルウエルフェアー

甘利明は「睡眠障害」という詐病で病院に逃げ込んで不起訴になったが、小物の吉川貴盛の場合は本当に心臓の手術をしたのに在宅起訴になった。大臣室で堂々と100万円単位の現金の束を何度も受け取りながら、小物は切って捨てる自民党である。
鶏卵生産大手「アキタフーズ」のグループ側が、衆院議員を辞職した吉川貴盛元農林水産相に現金を提供したとされる事件で、東京地検特捜部は今日(15日)大臣在任中に現金500万円を受け取ったとして、収賄罪で吉川元農水相を在宅起訴した。贈賄罪などでグループの秋田善祺元代表も在宅起訴した。
悪事がバレた途端に吉川は11月に入院し、そのまま議員辞職をして、心臓の手術を受けた。
どうも吉川被告は秋田被告から平成27年以降、総額1800万円も受け取っていたようである。贈賄側の秋田善祺は、「違法であることは認識している。業界全体のためにやった。」と述べている。この男は日本養鶏協会にも多くの役人を送り込んでいる。この協会は大型養鶏の団体といって良いが、相当強く行政に働きかけている。
鶏に命があるだの、痛めつけないようにとか言われると困る飼養管理をしているからに他ならない。
吉川は受け取れませんと一旦固辞したが、同席していた先輩大臣の贈収賄常連のペテン師政治家西川公也の「受け取っときなさいよ」という言葉で受け取ったとのことである。
西川公也は稀代のペテン師政治家である。安倍晋三も見事な手を打ったものである。TPP反対の急先鋒の西川を農水大臣に据えた。途端に西川はTPP推進に躍起となる。金か名誉をいただければ、悪事の限りを尽くす男である。この西川公也は1500万円以上の金を、アキタフーズから頂いている。西川公也は不起訴にすると、今日東京地検は発表した。吉川も西川も金額は公表されている金額である。
これはたまたま河合杏里が公職選挙法違反をしてくれたので、その捜査の過程で偶然分かったに過ぎない。他でどれほど汚いことを権力者はやっているかわからない。

世界の流れに大きく抗する反アニマルウェルフェア活動をしてきた彼らの動きを反映して、日本の畜産は穀物販売業者が儲けるばかりで、鶏はお金を生むマシーンとして扱われ、彼女たちを虐げる日本の管理は世界に恥ずべき状況になっている。
輸入される飼料用穀物は無関税で、遺伝子組み換え穀物で、どのような肥料や化学物質や環境負荷をかけているかなど肥培管理は知らされることはない。今回は法令は直接関与してはいないが、行政の判断は粛々と良く続けることになるのである。日本は世界でも最も玉子を食べる国民である。一人当たり年間330個ほど食べている。国内の玉子生産量はおよそ2500万トンと言われているが、その飼料はの95%は輸入されているので、ほぼ100%国産とされていても、自給されているわけではない。消費者の方々は玉子は1個50円以上でなければまともでないことを知っていただければと思う。
こんな歪な養鶏をこの国に定着させた犯人と、鳥インフルエンザで大騒ぎする養鶏がこのような汚い人物たちが決めてきたことを知ってもらいたいのである。
コメント (1)
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