そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

バレるまで否定し続け、バレるとチンケな言訳を並べる政治屋ども

2021-03-18 | 石破茂

澤田社長たちNTT役員たちと会食を、文春にすっぱ抜かれて武田総務大臣は渋々これを認めた。ビール二、三杯飲んだだけだとか、短時間だったとか、呼ばれただけだとか、仕事の話はしなかったとか、1万円払ったとかグダグダ言い訳ばかり並べる。
「国民に疑念を持たれるような会食はしていません」と何度繰り返したかわからない武田総務大臣である。疑念を抱くのは国民であって、本人が判断することではないが、だったら疑念を抱かれない会食はしたのかとの問いにも、同じ言葉を何度も繰り返しながら覚えてもいないのか、ペーパーを読み上げた。
女性大臣の二人は早々に会食は認めてはいた、菅義偉を含め男ども総務大臣はバレるまで、否定し続けている。この男どもに政治家としての矜持はあるのだろうか。

2019年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公職選挙法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元法務大臣の河井克行、議員辞職する意向を固めたとのことである。
河井克行の辞職が3月15日までに許可されていれば、4月に広島3区補欠選挙が行われる可能性があったが、3月16日以降の辞職は公選法の規定により10月の投開票となり、衆院議員の任期満了とほぼ重なるため補選は行われないことになる。妻の案里は早々に上告を止めたので、北海道長野と併せた補選となった。離党はしているが、自民との二階幹事長の意向に沿った辞任である。
夫婦そろって違反を否定し続け、バレると居直り自民党の意向に従うのである。政治家に最早矜持など求める時代ではなくなったのである。
コメント (1)
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