そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

玉川はこんな美談を菅義偉が思いつくわけないと思ったまでは正しいが・・・

2022-10-04 | 報道

テレビ朝日は、羽鳥慎一モーニングショーでコメンテーターを務める、職員の玉川徹に謹慎処分(出勤停止10日間)を下したと発表した。玉川は番組は降りないとのことである。
玉川徹は9月28日の番組に出演、菅義偉前首相が同27日の安倍晋三元首相の国葬で読んだ弔辞について「電通が入ってますからね」などと発言し、翌日の番組で「事実ではありませんでした」と謝罪した。
テレビ朝日は電通の顔色を伺ったのでろうが、権力者面した電通の横暴さが裏にある。電波の許認可される側の忖度である。テレ朝は職員の自由な表現を咎めた。
田崎の言うように国葬のハイライトでもあった、安倍晋三の山縣有朋の美談を玉川はおかしいと思ったのであろう。その直感は間違ってはいなかった。
菅義偉の弔辞は感動的で、確かに電通がやりそうなことではある。それはこれが事実であればという前提であるが、所詮寸足らずの菅義偉である。
菅がこんな美談を思いつくわけなどなとの直感である。それを玉川は電通にむすびつけたのに違いない。そこまでは良かったのであるが、この弔辞がパクリと気が付いていれば様子が違っていたろう。しかもそれが、弔事対象の故人のものであるから、殆どお笑いである。
玉川の早とちりは拙かったあろうし、裏をとってからでも良かった。たまに勇み足はあってもいいだろうが、めげないでいただきたい。スパイスの料理ほど不味いものはないからである。
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北朝鮮は暴発国家であり危険であるが侵略国家ではない、防衛予算倍増への大騒ぎ

2022-10-04 | 朝鮮半島

今朝早く一斉にスマホが鳴っていた。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が弾道ミサイルを発射し、北日本を越えて排他的水域経済水域(EEZ)に落下させた。最高高度約10000メートルで約4600キロ(上図訂正後)を飛んだことになる。
7時22分発射で、44分に着水している。時速約2万キロで、マッハ17程度ということである。懸命にに日本政府は迎撃ミサイルの必要性を説くが、こんなにも速いもの迎撃などできるわけもない。
有能な迎撃ミサイルを設置するべきと訴えてみたが、高額な設置型のイージスアショアも断念している。仮に北朝鮮から発射されたとすれば5分以内に、日本海にズラッと並んだ原発に到着するが、その半分の時間で迎撃発射しなければならず、物理的に不可能なことである。
実際にJアラートが鳴ったのは7時30分ころであるが、計算上は日本の上空にすでに到達している。多くの対策は通り過ぎてのことであるから、ほとんど意味もない。
いくら不条理であっても、ミサイル発射などあってはならないと北朝鮮に納得させるべきである。核開発を思いとどまらせミサイル開発も手を付けていなかった時代、日本とアメリカは制裁に踏み込んでいる。異次元の制裁を加えろと、国連で安倍晋三が演説もしている。
北朝鮮は暴発国家であるが、侵略国家でもない。そのような実力も意思もない国を挑発という子供の騒ぎ立てではなく、大人の対策をするべきであった。北朝鮮に拉致された人が異口同音に、明日アメリカが攻めてくると、いつも思っていたというのである。不条理で許されないこと、人権や人の自由な思想や意思を認めないことなど、受け入れがたいことが数多くある政治・社会体制であって、しかも世界最貧困国家である。挑発しやすいかもしれないが、先進諸国は慎むべきである。
それに今朝のJアラートこそお笑いである。日本上空を過ぎてからの大騒ぎである。この大騒ぎは、防衛予算を倍額にする足慣らしとして、国民の頭に叩き込む働きをする意味で重要であったかもしれい。外にどんな意味があるというのだ。
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