そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

山際は始まりでしかないが、岸田は膿など出す気などない

2022-10-25 | 石破茂
山際大志郎は辞任したが、更迭もできなかった岸田の優柔不断さが際立つ。更迭できなかったのは、更迭候補者がゾロゾロいるからに他ならない。辞任ドミノを防ぎたかったのである。
岸田文雄首相の先走った決断は、安倍晋三の国葬や組閣の前倒しであるがいずれも大失敗である。国葬に法的根拠がないことを知らなかったと思える振る舞いに、統一教会の閣僚を整理つもりで前倒ししたが、萩生田以外に大量に党内統一教会関連者がいたことをきっと岸田は知らなかったのである。
山際大志郎が次々と明らかにされる、統一教会との関係を「記憶にない」という言葉だけで乗り切ろうとした。統一教会との映像を見て、きっと行ったのだろうとか、記憶にないと連発した。
この一連の山際の発言は、子どもが見ても嘘だと気づく。国会議員が大ぴらに嘘をつくのは、阿部晋三が作り上げた自民党の文化として固定した。正直に山際は実践してみたが、何せ小物でである。乗り切れなかった。
統一教会と自民党の関係を、山際の辞任で収めてはならない。先ずは衆議院議長を盾に触れようとしない細田であるが、自民党を離脱したわけではない。派閥を抜けただけである。自民党は調査の対象にするべきである。政党助成金さえ受け取っているではないか。出鱈目で矮小化した報告書を提示しただけである。
幾年にもわたり無償の選挙協力を受けていた萩生田は、誠実な統一教会信者を裏切ってまで、「知らなかった、関係ありません」と権力の座を守ろうと必死である。下村はもっと悲惨である。統一教会の推薦状を誇らしげに示す画像が哀れでならない。山谷えり子は純粋に統一教会の方針に従って活動していた。
自民党の相当数の国会議員が、統一教会との政策協定を結んでいる。どれほどの政策決定に動いたか、結果を出したかは国民に明らかにしなければならない。
何はともあれ、これらの根源となる安倍晋三の統一教会との関係を明らかにしなければならない。死者であることは理由にならない。もう嘘はつくことができないのであるから、思う存分調査が出来るというものである。
山際大志郎をスケイプゴウトにしてはならない。

コメント (3)
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