そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

水田水脈という無能な奇人がどうして国会議員として存在するのか

2022-10-27 | 岸田文雄

荒唐無稽な発言を繰り返す自民党の水田水脈であるが、多くの問題発言は統一教会が繰り返す理念、自民党の議員たちと交わした政策協定と多くが重なる。
特にLGBTが世界に氾濫しているのは、ソ連は崩壊して日本を攻撃しているからだというのである。意味不明の勝共を唱える。理解できる人がほとんどいない。シングルマザーについては、問題が配偶者にあっても「そんな男性を選んだのはあなた」主張している。待機児童なんていないと発言、そして保育所の増設に反対する。 
伊藤詩織さんが性暴力を受けた事件について、ネット上で誹謗中傷したと東京高裁は、「名誉感情を毀損する」と判断し、55万円の賠償を杉田に命じた。杉田は伊藤詩織さんの加害者である、安倍晋三の最直近のジャーナリスト山口敬之を守ろうと、ネットで彼女の誹謗を繰り返したのであろう。
杉田水脈は国政選挙で勝利したことがない。櫻井よし子の推薦で安倍晋三の寵愛を得て、比例高位にランクしてもらい、国会議員となっている。安倍晋三の寵愛を得て自民党に入りまでに7つもの政党を渡り歩いている。その彼女が岸田第二次内閣改造で、総務大臣政務官に収まっている。 
杉田水脈は総務政務官として国会で質問を受け、初めておぼつかない答弁というよりお笑いかと思える解答をしている。今回の訴訟について聞かれると「係争中ですので、回答は控えたいと思います」を繰り返す。さらに総務省が取り組んでいる、SNSの誹謗中傷対策キャンペーン「#NoHeart NoSNS(ハートがなけりゃSNSじゃない)」について問われたが、杉田は総務政務官でありながら「存じ上げません」と回答。その理由について「すみません。その質問、通告をいただいておりませんので」と、お笑いの釈明した。
自らの立場を理解していないが、お気に入りでない人物には、言いたい放題である。この奇人を国会に招き入れた安倍晋三の責任は逃れ得ないが、議員の質の劣化、低劣化はこうしたことでさらに促進されるのである。
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