そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ネタニアフは「これは文明と文明の衝突ではない、文明と野蛮の衝突だ」と述べたがそれは正しい、ただし野蛮はイスラエルである

2024-07-28 | イスラエル

平和の祭典オリンピックがパリで開催され、アメリカ大統領選でトランプが銃撃事件とバイデンのふらつきでの有力視される中、バイデンが唐突に指名したカマラ・ハリスがとランプを猛追してきた。
これでウクライナ情勢がどう動くか誰も予測できない状況になり、焦ったゼレンスキーはトランプとハリス両者に強力な支援の継続を依頼する接触をしたとされる。EU各国も良き先が見えなく困惑している。
そんな中、イスラエルはネタニアフがアメリカ議会で「われらの勝利!」と呼びかけ、4万人も殺害した首謀者が演説をしてた。
ネタニアフは、トランプと同様に権力の座に座り続けなければ、法廷に立たされ受刑者となる立場にある。ネタニアフが権力者の席に続けるためには、終わりなく戦争をやりつづけなければならない。同様にトランプは大統領選に勝たなければならない。
そのイスラエルが、ヨルダン川西岸地区のゴラン高原にまで攻撃を仕掛けてきた。ゴラン高原は国連で、ヨルダン領土と決議されているところであるが、イスラエルが手放さない。トランプは嘆きの壁に小さな帽子を頭に乗せて祈り、イスラエルの首都はエルサレムであり、ゴラン高原はイスラエルの領土だといって燻る火を煽った。
ヨルダン川西岸地区は、今でも入植という言葉でイスラエルは侵略し、パレスチナ人の土地を奪い続けている。
下記はアルジャジーラの今日(28日)の記事である。
<<・イスラエル軍は、デイル・エル・バラ中心部で野戦病院と避難所として使用されていた学校を攻撃し、15人の子供を含む少なくとも30人を殺害した。攻撃はアル・アクサ病院を圧倒し、医師はそこでの「カタストロフィー(絶滅)光景だ」と言った。
・占領下のゴラン高原でサッカーをしていた若者たちへのロケット弾攻撃で、ドゥルーズ派コミュニティの少なくとも12人が死亡した。イスラエルはヒズボラを非難したが、レバノンのグループはこれらすべてを否定している。
・ガザのハン・ユニスの病院で働いていた外傷外科医は、イスラエルが故意に子供たちを標的にしていると非難した。「私たちは、日常的に、子どもたちが頭や胸を撃たれているのを見かけました」とフェローゼ・シドワは語っている。
・イスラエルのガザ攻撃で、少なくとも39,258人が死亡し、90,589人が負傷した。10月7日のハマス主導の攻撃でイスラエルでは推定1,139人が殺害され、200人以上が捕虜になっている。>>CP訳

イスラエルはパレスチナの学校の85%を破壊している。死亡者の6割以上は女性で半数は非成人である。
ネタニアフは、イスラエルの勝利はアメリカの勝利、アメリカの勝利はイスラエルの勝利であるとアメリカ議会でがなり続ける。共和党議員の拍手はあっても民主党の支援はまばらで、大量殺人者と書かれたステッカーなどを持っている議員もいた。
パレスチナに今こそ停戦が求められる。既に4万人も殺害し、9万人もの負傷者がいるが、ネタニアフは全てハマスでイランの手先だと決めつける。
ネタニアフはアメリカ議会で、「これは文明と文明の衝突ではない、文明と野蛮の衝突だ」と述べたが、それは正しい。野蛮はイスラエルの側である。
アメリカにとってイスラエル問題は、アメリカのもっと的確に言えば、アメリカ大統領選挙の国内問題である。ユダヤ系の団体から票が欲しいし、ユダヤ系の報道機関のご機嫌を損ねると、勝ち目がなくなるからである。

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