例年より一週間遅れて札幌に初雪が到来した。ウイルス学者は当初から、秋冬はもっと増えると夏真っ盛りの新型コロナ発生を評価していた。日本で最初に冬を迎え入れるのが、冷え冷えとした北海道である。
今日(9日)は都道府県別でトップの新規感染者となった。北海道内で過去最高の200名で東京を上回り、札幌では144名と7割以上を占め圧倒的である。147名がホテルを含めた収容所がなく、自宅待機を強いられている。日本全国がこの冬迎える現実を先取りする北海道である。日本での発祥の発端も冬の北海道であった。
冬期間は閉塞した空間に人々は住む。冬期間は湿度が低くなり乾燥した空気がウイルスの感染能力時間を延ばす。新型コロナウイルス(COVIDー19)はなくなることはない。これmで解っていることは、この奇怪なウイルスの細胞内侵入後の生体への影響である。多様な違和感に続く発熱、排菌そして体内の伝搬などである。ウイルスは生体外では、これまで数分で感染能力を失うと我々は教えられたが、条件によるが3日ほどは感染能力を失わないようである。
このウイルスの多様性から、ワクチンの開発がどこまで可能か羅漢的になってはならない。無症状感染者が不明のまま排菌する環境がなくなるとは思えない。
世界は国の数だけ、あるいはそれ以上の数のコロナ対策を出したが、どれが正しいかわかっていない。どの対策にも欠点があり利点もあった。
はっきり判っていることは季節変動である。