日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

なんの変哲もないコップだけれど、、、。

2019-11-21 13:02:20 | 子育ての周辺
夫が部屋の整理で出してきた不用品の山の中から、懐かしいコップが出てきた。

近年のことはすぐ忘れて、去年と同じ衣服を購入したりする間抜けになっているけれど、古いことは鮮やかに覚えている。


長女の幼稚園入園に際して準備した品物のひとつ。
末っ子が生まれた年だから、私は30歳。

女の子だから、赤やピンクっていうのに抵抗したくて、この色をチョイスした。笑
ランドセルも赤と黒しかなくて、性別で選択する色が固定されていた時代です。

拘ったからってどうなるものではないのだけれど、そこが私の「若かった~」時代です。
本人からも、みんなのようにかわいいピンクがいい、なんていうことはありませんでした。

もう40年も前のことになるのですね。

親の手作りを奨励するところがある幼稚園で、簡便な毛糸のベストを作ることがありました。
色は個々人のチョイスです。
そこでも、私、グレーの毛糸を選んでいました。もちろん女の子は、赤やピンク、オレンジ。グレーなんてひとりだけ。
でも、そのグレーのメリヤス編みに後日、ピンクの花を編み込んで載せました。花弁と黄色い花芯、そして緑の茎と葉っぱ。
私としては、傑作の1枚で、下の娘もお下がりで来てくれたものです。

偏屈なところは、昔からあるのでしょうが、今は、緩やか~に。苦笑

今は、リカちゃん人形がほしい、と望む孫娘に、買いそろえて準備しているおばあちゃんになっているのですから。

今どきのママたちも、それなりのこだわりで一生懸命なのでしょう。
今は昔になってしまいましたが、出てきたコップを目にして、若かりし頃のことを思い出してしまいました。







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