写真は1枚しか撮っていないが、2008年冬のプサンの街なか
では、交差点を中心に加速防止用のハンプ(Hump)が目だって
増えていた。
日本の自治体も大いに参考にすべき取り組みだと思う。
ところで、今回のプサン訪問では、1台だけレーサー気どりの
タクシーに出くわした。
今回、目の前で接触事故を目撃していたこともあり、「ヲタク」は
レーサー気どりの運転手のオヤジに、「もうちょっとゆっくり走って
ください」(韓国語)と苦情を言った。
するとそのオヤジは、「びびってんの?ふふ・・」(韓国語)と
鼻で笑った。
確かに「ヲタク」は、遊園地のジェットコースターにも乗れないほど
Gを感じることが恐い(嫌いだ)。
しかし、問題はそういうレベルの話ではない。安全にかかわる
問題なのだ。
旅行者がタクシーの運転手とこういう会話を交わす必要が
なくなるその日まで、プサンの道路の至るところに、このハンプを
設置して行ってほしいものだ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2008年夏のプサン訪問では、タクシーの車窓から数枚の
写真を撮った。
直線道路ではちょっとしたGを感じさせられるくらいの猛スピードで
走る韓国のタクシーが苦手な「ヲタク」だが、どうせ乗るのなら、
これくらいの「楽しみ」はあっていいだろう。
ただ、運転手の集中力を途切れさせないよう、撮影のタイミング
には、十分、気を配る必要はありそうだ。身の安全のためにも。
ところで、実は今回、一番撮りたかった車窓風景は写真に
撮れなかった。
△水営川付近の高層アパート群(google地図より)
ノポ洞の高速バスターミナルからタクシーに乗り、プサン市東部を
流れる水営川沿いの道路を下った時の景色だ。
幅の広い自動車専用道路の左右には灰色の高層アパートが
林立していた。
間を通り抜ける「ヲタク」を息苦しくさせるくらいの圧迫感を持って
迫ったその景色が今も目に焼きついている。
見ようによっては、無機質で近未来的な都市像がそこには
あった。
帰国後、googleの航空写真で確認してみたが、あるいは上に
コピーした地域がそこだったのかもしれない。
この「タクシーの車窓から」は、今後、シリーズ化させて行くつもり
なので、次回、撮影のチャンスが訪れた時には必ずシャッターを
押したいものだ。
・・ ・・
■プサン市中区(国際旅客ターミナル前)から東区(プサン駅)へと
走る車窓から
・・ ・・
■プサン市東区草梁洞をプサン高校方面に上る車窓から
△写真中央部にかすかにプサン高校が見える。
・・ ・・
■プサン市中区を東から西(南浦洞)方面に向かう車窓から
△正面にはロッテワールド建設現場のクレーンが見える。
・・ ・・
■釜山鎮駅付近を西方向へ走る車窓から
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報アジア
2007年夏のプサンでも、絶対数は少ないとは言え、輸入車を
ちょくちょく見かけた。
「ヲタク」の妻の実家がある東区草梁洞は、どちらかと言えば
プサンの下町にあたる地区なので、今まで輸入車を見かけた
ことは1度もなかった。
しかし、この夏の訪韓で、ついに草梁洞でも道端に駐車された
輸入車を目にすることになった。
と言ってもプジョーとインフィニティの2台だけだが...。
△プサン市草梁洞の歩道に止められたインフィニティM
ここでは、「ヲタク」が草梁で目にした輸入車第1号として記念
撮影(?)したインフィニティM(日産フーガ)を紹介しておく。
(終わり)
プサン市とウルサン市はお互い隣接する都市ではあるが、都市の
中心部どうしはかなり離れている。
「ヲタク」の妻の実家のあるプサン市東区から妻の妹家族の住む
ウルサン市東区を訪れる場合、地下鉄1号線で東の終点ノポ(老圃)
洞まで行き、そこで市外直通バスに乗り換え、ウルサンに向かう。
△プサン市ノポ洞市外バスターミナル
以前、プサン-ウルサン間を走っていた鉄道路線が廃止されたとの
ことでマイカーで移動する以外はこのバスを利用するしかない(※)。
※訂正(08年1月)
プサン駅発着のウルサン行列車はないが、プジョン(釜田)駅発着の
列車は運行している。「プサンから慶州へ」参照。
△ターミナル内の風景
ウルサン行きのバス路線は二つあり、ほぼ20分おきに便が出て
いるので、非常に便利だ。
△それぞれの目的地に向かい出発を待つバス
鉄道路線が廃止に追い込まれたのもうなづける。
妻の妹家族の車に同乗しウルサンに向かった長女と末の娘を
除いた「ヲタク」夫婦と息子の3人は、ウルサン東部のバンオジン
行きのバスを利用した。
△バンオジン市外バス停留所(ウルサン市東区)
ちなみに、パンオジン停留所からプサンへは、ノポ洞行き(下の
写真のオレンジ部分)、海雲台行き(同じく空色部分)の2路線が
ある。
△パンオジン市外バス停留所の運行時刻表
大型バス自体はこぎれいで、乗用車をごぼう抜きしながら突っ走る
ような「乱暴運転」をする運転手にでも遭遇しない限りは、快適で
安全に都市間を移動できる。
△時には(?)大きなレーシングカーと化す「直行バス」
ちなみに「ヲタク」家族の乗った行きのバス(写真は帰りのバス)は、
運悪く「レーサー」のような運転手がハンドルを握っていたので、
乗っている「ヲタク」が身の危険を感じさせられる程、不快なバス旅と
なった。
「乱暴運転」のバスに遭遇する確率はけっこう高いのかもしれない。
2007年夏に訪韓した「ヲタク」の場合は2分の1の確率であった。
△「大げさなこと書くな!いやなら最初から乗るな!」
「バスやタクシーのスリルが楽しめないヤツに
韓国『ヲタク』を名乗る資格はない」
「なに?危険だって?余計なお世話だ!オレだけは絶対に
事故にあわないことになってんだよっ!」
「うるさい!理由なんかあるか!」
(写真とは無関係)
(終わり)