韓国法務部のまとめによれば、2013年、韓国を訪問した
中国人の数は392万人に上り、初めて日本人(272万)を
上回った。
これまで長らく断トツで首位の座を守り続けて来た
日本人入国者数を一気に100万人以上も上回ったの
だから、この首位の入れ替わり様は、かなり劇的だ。
こうした時代状況を背景に、最近、マスメディアを中心に
韓国社会で新しく広がりつつある外来語が中国語由来の
「요우커(ヨウコ)」だ。
例えば、今日(2月24日)付けの大手2紙にも次のような
見出しの記事が掲載されていた。
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■평창 성공하려면 … 요우커 겨울왕국으로 만들자
五輪成功のため、ピョンチャンをヨウコの「冬の王国」に
(中央日報)
■요우커는 경복궁, 일본인은 창덕궁
ヨウコは慶福宮、日本人は昌徳宮がお好き
(朝鮮日報)
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さて、ではこの「요우커(ヨウコ)」の正体とは?
以下は解説である。
元々の中国語は漢字で「游客」。
「観光客」や「行楽客」を意味する言葉だ。
そして、この「游客」の中国語音(youke)が韓国語で
「요우커(ヨウコ)」となり、「中国人観光客」を意味する
新しい外来語が誕生したというわけだ。
(終わり)