妻の実家のある草梁洞には、いい意味でも悪い意味でも、これまで
いろいろと驚かされてきた。
その中でも最大級の驚きが、目下、進行中の草梁川復元事業の話だ。
現在、アスファルトやコンクリートで覆われ地下の下水路と化して
久しい草梁川を、下水浄化設備を整えた上で高速鉄道のトンネルから
湧出する地下水を引き込みながら、おしゃれできれいな都市河川として
復活させようというのだ。
つまり、プサン版の「清渓川」を作ろうというわけだ。
2016年夏の草梁訪問時、工事予定地では、すでに一部の
店舗の解体が済み、多くの店舗が移転を済ませ解体待ちの
状態になっていた。
そういう中、一軒の食堂がまだ営業を続けていた。
どういう経緯があるのかは知らないが、おそらく、次回の草梁
訪問時には、なくなっているに違いない店である。
ならば、今回、この店で食べるしかないではないか。
「ヲタク」は、久しぶりにその店で、おそらく最後となる
昼食をとった。
食べたのはテジクッパ(豚クッパ)。
実に美味であった。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2016年夏のプサン訪問を前に、「ヲタク」は妻に、まだ
「ヲタク」が食べたことがなさそうなプサン名物をたずねた。
妻は「ミルメンは?」と逆に「ヲタク」にたずねた。
若いころ、食べたような気もするが、名前は確かにミルメン
ではなかった。
△路地の奥には冷麺店
いずれにしろ、気になっていたそのミルメンを、今回、
南浦洞で初めて食べた。
△これは冷麺店の宣伝
実は、一旦は冷麺を食べるつもりで横丁に入ったのだが、
冷麺店のすぐ横がミルメン店だったのだ。
△ミルメンの専門店
そのことに気付いた後の気持ちの切り替えは早かった。
△キンキンに冷えたミルメン(大盛)
ミルメンは、やはり専門店で食べるのが一番だ。
専門店以外の店では、大概、ミルメンは店で最安の料理なので、
わざわざミルメンだけを注文するのは気が引ける。
すでに一度、そういう経験をしているのだ。
いずれにしろ、腰の強い白い細麺の冷麺である「ミルメン」は、
実に美味だった。
(終わり)
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△草梁2洞山腹道路にある中華料理店(2階)
プサンの市街地を歩いていると中華料理店がよく目につく。
そこが繁華街ではなくても、食事をしたくなった時、すぐに
見つかるのが中華料理店なのだ。
△日暮れを待ちつつ食事
2016年夏のプサン訪問でも、「ヲタク」はそういう経験を2度した。
1度目は、草梁洞の高台で夜景撮影をしようと日暮れを待っている
時間帯、すぐ近くに中華料理店があった。
いや、その近辺には中華料理店しかなかった。
特にチャプチェパを食べるつもりはなかったのだが、結局、
その日の夕食もチャプチェパ(炒肉飯)になった。
2度目は水晶洞の住宅街。
この6月に一般公開が始まった日本統治時代の日本式高級住宅を
見物に行った帰り道、お腹をすかせた「ヲタク」の目に飛び込んで
きたのは、街の中華料理店。
結局、この日の昼食はチャプチェパになった。
(終わり)
2016年夏のプサン訪問でも、「ヲタク」はいくつかの失敗を
しでかした。
その一つが、カメラのシャッターを切る無線リモコンを紛失
したことだ。
長時間露光を行う夜景撮影ではカメラのブレを極力なくす
必要があるため、指でシャッターを押すことはできない。
2、3枚程度の撮影ならカメラ本体のタイマー機能を使って
シャッターを切ってもよいが、1度の撮影に10枚も20枚もと
なると、リモコンは欠かせない。
△ここは南浦洞
紛失に気付いた後、さっそくネットと電話を使い、釜山市内で
リモコンの在庫がある店を探し出した。値段は約3000円。
店の場所は「ヲタク」にも馴染みのある光復洞だった。
△光復洞
しかし、実際、その店を訪ねてみると、正規品の在庫はなく、
あったのは、いわゆる互換製品だった。
ただ、動作も確認できたし、値段も約1000円とお手頃だった
こともあり、購入を決めた。
念のため、偶然、近くで見つけたニコンの正規販売店を
のぞいてみると、なんと正規品がおいてあった。
しかも、値段は日本とほぼ同じで約2000円。買わない
わけにはいかなかった。
△正規品と互換製品(両方ともMade in China)
リモコンはいくつあっても困ることはない。とりあえず、
一つは予備として備えておけばよいのだ。
△正規品と互換製品
結果的に、リモコン紛失の失敗は「ヲタク」に3000円ほどの
無駄な出費を強いたが、その代わり、「ヲタク」はちょっとした
経験と勉強を積み、新しく2個のリモコンを手に入れることができた。
(終わり)
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