福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画と韓オタの常識

2020年06月02日 |  〇映画・映画音楽

하프 「ハーフ」 〇〇〇--
(1099)



2016年に公開されたインディーズ系の社会派ドラマ。

性的少数者(精神は女性、肉体は男性)の女性を
主人公に描かれた、成人指定の法廷ドラマだ。


△主人公女性はトランスジェンダー(映画より)

この世に性的少数者に対する偏見や差別がなかった
ならば、おそらく巻き込まれることのなかった事件の
中で、心ならずも他人の命を奪ってしまった主人公。


△主人公の女性(映画より)

この映画は、彼女や家族が過去、直面し、そして
現在もなお直面し続けている社会の偏見や差別が
赤裸々に描かれている。

なかなか見ごたえのある映画だった。

ただし、この映画で最も強く印象に残ったシーンは、
何と言っても、男性器の露出シーン。

この映画は、「ヲタク」が、(違法流通している
ポルノ映画以外で)ありのままの男性器を目にした
最初の映画になった。


△実物そっくりの模型の可能性も?(映画より)

「ヲタク」にとって男性器自体、特に珍しい物では
ないとは言え、やはり、通常は他人の目には決して
さらしてはならない物、との観念が非常に強い。

そういう意味では、「ヲタク」も常識人なのである。

常識に閉じ込められた映画など全くナンセンスな
話ではあるが、この演出(露出シーン)に限っては、
全く共感できなかった。

あえて露出する必要など全くなかった、と考えて
いる。



(終わり)