■나는 보리 「私の名前はポリ」 〇〇〇--
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2020年に公開されたインディーズ系の家族ドラマ。
△迷子になった主人公にチャジャン麺の出前(映画より)
ドラマの舞台は江原道のカンヌン(江陵)市。
△甘口の黒味噌ダレが別になったタイプ(映画より)
少女ポリの家族である両親と弟は聴覚障がい者。ポリは外では言葉を使い、
家の中では手話で話す。
△1食目のチャジャン麺はやさしい婦警さんといっしょに(映画より)
そんなポリが、思春期の入り口を前にして、他人よりも早く自分探しの
旅を始める。
△友人のお父さんがチャジャン麺を配達(映画より)
ある日、彼女は、自分も大好きな家族と同じように耳が聞こえないように
なりたい、という衝動から海に飛び込んでしまう。
△チャジャン麺の他、チャンポンと酢豚も(映画より)
幸いにして命を取りとめ、病院で目覚めたポリではあったが、その後
しばらく、彼女は耳が聞こえなくなったふりをして暮らす。
△2食目のチャジャン麺。両親は辛口チャンポン。(映画より)
この映画は、障がい者の家族の中で生きる健常者の少女が、本当の
自分自身を取りもどしながら、家族とともに成長していく物語だ。
なかなか見ごたえのある映画であった。
ところで、物語の本筋とは全く無関係ながら、この映画で印象に残った
のは、何といってもチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)。
チャジャン麺、チャジャン麺と、しつこ過ぎる気がしないでもないが、
気になってしまうのだから仕方がない。
△3食目のチャジャン麺はウソの障がいで出前が取れずインスタントで(映画より)
この映画では、チャパゲッティ(即席チャジャン麺)のシーンも加えれば、
主人公は実に4回もチャジャン麺を食べたのである。
△4食目のチャジャン麺はTVで弟のサッカーの試合を応援しながら(映画より)
それにしても、登場人物の1人がこれほど多くのチャジャン麺を食べる
映画も珍しかった。
さらに言えば、この映画には、チャジャン麺(正確には麺料理)の手話まで
登場した。
△母親と手話でチャジャン麺について話すシーン(映画より)
もちろん、ブログ主が初めて目にするシーンだった。
(終わり)