福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

修羅場のチャジャン麺

2021年08月12日 |  ┣銀幕のチャジャン
先日、ブラックコメディの「7号室」(鑑賞番号2)を、
久しぶりに再鑑賞した。

全く記憶に残っていなかったが、この映画にも、最近、
「ヲタク」が強くこだわっているチャジャン麺(韓国式
ジャージャー麺)が登場していた。


△チャジャン麺を食べる管理人とガソリンを手にした主人公

DVDルームを経営している主人公が、敷金の値上げ予告に
憤慨し、ビルの管理事務所に乗り込んだ際のシーンだった。

彼は、持ち込んだガソリンを事務室内にまき散らし、値上げを
するのなら「いっしょに死のう」と言って管理人を脅し、
ついに敷金の据え置きを勝ち取る。


△ガソリン臭いと不平をこぼしながらもチャジャン麺を食べる管理人ら

敷金「交渉」が妥結した後、ガソリンをふき取る主人公を
しり目に、管理人がガソリン臭いチャジャン麺を食べる
シーンは、何ともシュールなシーンだった。


(終わり)

ネトフリと韓流御守り

2021年08月12日 |  〇映画・映画音楽
■도시괴담クェダム:禁断の都市怪談」 〇----
(1497)



2020年、ネットフリックス上で公開されたホラー映画。
8編の短い怪談をまとめたオムニバス作品だ。

「ヲタク」の趣向には合わない映画だったが、強いて
言及するとすれば7編目の怪談。


△鴨居の上に貼られた魔よけの御守り

子どもを連れて里帰りする妻から、自分の留守中、
絶対に剥がないようにと念押しされた鴨居の「부적
(韓国式御守り)を剥いでしまった男の悲劇。


△「御守りの方が恐い」とつぶやきながら御守りを剥いでしまった夫

「迷信」を信じない男は、結局、部屋に侵入した悪霊の
えじきとなり、無残な最期を遂げた。

この映画を見て、韓国社会に広く深く存在する御守り
信仰について、あらためて再確認させられた「ヲタク」
であった。



(終わり)