映画と唾とチャジャン麺

成人指定を受けたハードなアクション・スリラー「殺人の告白」
（鑑賞番号１４６）を、久しぶりに再鑑賞した。

あらためて書くまでもなく、ブログ主はこれまで、意識的に、
また無意識のうちに、韓国映画に登場する数多くのチャジャン麺
（韓国式ジャージャー麺）を見つめてきた。


△刑事たちが注目する中、配達夫が登場

この映画では、そんなブログ主さえ驚くほど濃い、チャジャン麺
関連シーンが繰り広げられた。


△手際よくチャジャン麺2杯と餃子、付け合わせを取り出す配達夫

それは、刑事たちが注目する中、チャジャン麺の配達夫が颯爽と
警察署に登場するシーンから始まった。


△登場したチャジャン麺は、ソースが別のカンチャジャン

丁寧にもチャジャン麺が混ぜられるシーンは、どアップ。


△麺とソースを勢いよく混ぜる

例によって、おいしそうにチャジャン麺を食べる刑事。


△チャジャン麺を豪快に食べる主人公刑事

留置場の檻の中からは、配達夫にチャジャン麺3杯（タクワンは
多めに）の出前を注文しようとして大目玉を食らった不良女子
高生らが、ひもじそうな目で見つめている。


△世の中をなめた女子高生が留置場の中からチャジャン麺の出前を頼む

続いて、食事途中に訪ねてきたイケメン青年（もう一人の主役）に
神経を逆なでされた主人公刑事が、握手を求める青年の右手に
チャジャン麺混じりの茶色っぽい痰を吐きかける。


△チャジャン麺混じりの茶色っぽい痰がかかった主人公青年の右手

挑発をやめない青年を前に、刑事がチャジャン麺を鷲掴みに
する瞬間。

△チャジャン麺をつかむ主人公刑事の手

そして、投げられたチャジャン麺。


△飛ぶチャジャン麺

瞬時に麺は画面（スクリーン）いっぱいに広がる。


△飛んでくる麺がアップになって青年の目（カメラのレンズ）に

最後にチャジャン麺がイケメン青年の顔面に命中した場面。


△ハンサムな主人公青年の顔面に命中したチャジャン麺

さらに加えて、別シーンに登場したカップチャジャン麺。


△空になった2杯のカップチャジャン麺

こちらは、脇役刑事たちが食べ終えた間食だった。


△カップチャジャン麺の商品名は「チャパゲティ」（上画像黄色囲み部分拡大）

かくして、ブログ主が高揚する気分の中、キャプチャーした
画像は、合計で１３枚にも及んだ。

間違いなく、この映画は、チャジャン麺ウォッチャーのブログ主に、
めったに味わえない深い悦びと自己満足を与えてくれた稀有な作品
だったと言えよう。

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺・・。

韓国映画の中にチャジャン麺を追うブログ主の孤独で陰気な旅は、
まだまだ続く。


（終わり）

韓流中学生ラッパー

■라임크라임  「ライムクライム」　 －－－－－
（１５５７）



ラッパーを夢見る2人の中学生を主人公に描いたインディーズ
系の思春期ドラマ。


△韓国には中型バイクを乗り回すような中学生たちが本当にいるのだろうか？

いくらインディーズ系とは言え、中学生を演じる俳優たちの
年齢層（とても中学生には見えない）をはじめ、いろいろな
面で物語の設定に無理があり過ぎる映画だった。

例によって韓国語のリスニング学習や韓国の若者文化に
接する機会と割り切り、何とか最後まで鑑賞した。


（終わり）