福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

純愛と復讐のチャジャン

2022年02月22日 |  ┣銀幕のチャジャン
ハードボイルドな純愛復讐劇「ある会社員」(鑑賞番号42)を、
久しぶりに再鑑賞した。

例によって、この映画にもブログ主こだわりのチャジャン麺
(韓国式ジャージャー麺)が、しっかり登場してくれた。

主人公の会社員(殺し屋)が、生涯で愛した、たった1人の
女性とデートする場面だった。


△不器用な男の純愛が女性の心を動かした

この時、男はチャジャン麺、女性はチャンポンを食べた。


△チャジャン麺を食べる主人公

日ごろは無口な男が、女性に冗談を言ったシーンには、実に心が
和んだ。

・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・

(女)짜장면 맛없어요?
   チャジャン麺、おいしくないんですか?
(男)아뇨.
   いいえ。
(女)바꿔 드실레요?
   取り替えっこして食べてみます?
(男)아뇨.괜찮아요.
   いいえ。大丈夫です。
(女)나 좋아해요?
   私のこと、好きなんですか?  
(男)아뇨. 
   いいえ。※男、はっとしてバツの悪い表情。
(女)흐흐흐 농담이에요.
   ふふふ。冗談ですよ。

 - 少し時間をおいて -

(男)미연씨.예뻐요.
   ミヨンさん。きれいです。
(女)・・・・・・
   ※女、とまどって無言。
(男)농담이에요.
   冗談ですよ。

・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・・

ワケありのアラフォー男女が心を通わす、ブログ主好みの
いいシーンだった。

後に会社(組織)は女性の命を奪い、男は復讐の鬼と化す。


△少年時代、女性の控室に出前を届けた回想シーン

なお、男は中華の配達夫をしていた少年時代に一度だけ、当時、
アイドル歌手としてデビューしたばかりの女性の控室に出前を
届けたことがあり、その時の回想シーンも登場した。

一度目に見た時よりも、再鑑賞した今回の方が、より深く心を
揺さぶられた映画であった。

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

韓国映画の中に登場するチャジャン麺を観察するブログ主の
旅は、まだまだ続く。



(終わり)