福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

チャジャン麺注文後に

2022年09月06日 |  ┣銀幕のチャジャン
토요근무  「土曜勤務」 〇〇〇〇-
(1683)



2011年に公開された短編映画。

ある土曜日の午後、インターネット回線の設置工事を行っている
青年が、その日最後の仕事をこなすため1軒のアパートを訪ねる。



そして工事終了後、青年は留守番していた少女に強くせがまれ、
しかたなく、しばらくアパートに居残ることに。やがて夕方になり、
2人は出前のチャジャン麺を注文。それを食べたら青年は帰ることを
少女に告げる。

ところが、トイレに行こうとした青年が、内側からトイレに鍵が
かかっていることに気づく。何とかトイレの鍵を開けた青年は、
トイレの中で自死した少女の母親を発見する。

何ともショッキングな展開の物語だったが、青年と少女のあまりにも
自然な演技に、すっかり引き込まれてしまった。



ラストシーンは、ラップがかかったまま公園のベンチの上に置かれた
2杯のチャジャン麺と2人の姿。



おそらく、警察に連絡した後、先に届いた出前のチャジャン麺を
受け取り、アパート近くの公園で警察の到着を待っていたのだろう。

全く手の付けられていないチャジャン麺のシーンとともに、重たい
余韻の残る映画だった。


(終わり)

「考試院」の訳し方

2022年09月06日 |  〇映画・映画音楽
고시원 「単身者向けアパート」 〇〇---
(1682)



2015年に公開されたインディーズ系のラブロマンス。GYAOにて
鑑賞。

借金苦に陥った単身者向けアパートの家主の青年と母親の入院代を
工面するためアパートの1室で売春をする女性が繰り広げるドタバタ
純愛劇。


△引かれあう男女

男性の失踪という何とも中途半端な結末が、不快な余韻を残す
映画だった。

ちなみに、この映画の題名であり、物語の主要舞台ともなった
「고시원(考試院)」は、今回、「単身者向けアパート」と訳して
みた。


(終わり)

少女と鍋チャジャン麺

2022年09月06日 |  ┣銀幕のチャジャン
ハートフルな韓流ドラマ映画「担保」(鑑賞番号1227)を、久し
ぶりに再鑑賞した。

不法滞在中の朝鮮族女性の借金の「担保」として金融業者に身柄を
拘束された少女が、まわりの温かい支援を得ながら、長じて優秀な
中韓同時通訳者として成功するまでの物語を描いた作品だ。



この映画では、主人公の朝鮮族少女がアルミ鍋の即席チャジャン麺
(韓国風ジャージャー麺)を食べるシーンが登場し、チャジャン麺
ウォッチャーであるブログ主の目を喜ばせてくれた。



少女が金融業を営む主人公男性の養子となり、韓国の小学校に
入ることが決まった夜のシーンだった。



たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

最近ではブログ主自身、子どもがチャジャン麺を食べるシーンを
目にするだけで、自然と心が和んでくる。


(終わり)