ソウルに残された最後の大規模スラム街。
当ブログにも何度か登場した、その江南区九龍マウルで、ついに
整備事業が始まる。
△整備事業が始まる江南区九龍マウル(京郷新聞)
整備事業で一儲けをねらってきた新旧の地主を始めとする様々な
動きも、公社主体の開発計画をベースに、うまく遮断、調整できた
ようだ。
△引っ越しが始まった九龍マウル(アジア経済8月31日)
すでに住民の引っ越しも始まっているとのこと。
外国人の「ヲタク」としても、この整備事業が計画通りに完成する
ことを、応援したいと考えている。
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■[판자촌이 달라진다]구룡마을, 2700여가구 주거단지로 탈바꿈
[スラム街が変わる]九龍マウル、2700戸のアパート団地に変身
(アジア経済新聞 10月3日)
△서울 강남구 개포동 구룡마을 정비계획 조감도
ソウル江南区九龍マウル整備計画鳥瞰図
서울 마지막 판자촌인 개포동 구룡마을이 오는 2020년 주상복합,
분양·임대아파트가 어우러진 주거 단지로 탈바꿈된다.
ソウル最後のスラム街である開浦洞九龍マウルが、2020年、商業施設や
分譲・賃貸アパートが合わさった複合型アパート団地に生まれ変わる。
-中略-
구룡마을은 1986년 서울아시안게임, 1988년 서울올림픽을
앞두고 개포동 일대가 개발되면서 집을 잃은 사람들이 모여
살면서 형성됐다. 전체 면적이 26만6304㎡에 달한다.
서울시는 2011년 처음으로 구룡마을을 도시개발구역으로 지정,
개발할 계획이었다.
九龍マウルは、1986年のソウル・アジア大会、1988年の
ソウルオリンピックを前にした、開浦洞一帯の開発に伴い
住居を失った人々が集まり形成された。全面積は26万6304㎡に
達する。ソウル市は2011年に初めて九龍マウルを都市開発区域に
指定した。その後、指定をてこに開発を進める計画だった。
그러나 강남구와 서울시가 구룡마을 토지주에 대한 보상 방식을
두고 갈등을 빚으면서 2014년 8월 구룡마을에 대한 도시개발
구역 지정이 해제됐다. 같은 해 11월 구룡마을에 화재가 나면서
63가구가 피해를 입고 한 명이 숨졌다. 이후 서울시는 강남구의
방식을 전격 수용했다.
しかし、江南区とソウル市が九龍マウルの地主に対する補償方法を
めぐり対立し、2014年8月、九龍マウルに対する都市開発区域指定が
解除された。同年11月、九龍マウルで火災が発生し63世帯が焼け、
1人の命が失われた。事故後、ソウル市は江南区の開発案の受け入れを
電撃的に決定した。
착공은 내년 상반기, 개발 완료는 2020년 12월 말로 예상된다.
来年の上半期に工事に着工し、2020年12月末には完成すると
見られている。
(終わり)