2007年12月、第17代大統領選挙で当選(全国平均得票率
48.7%)したハンナラ党のイ・ミョンバク候補が、出身地の
慶尚北道で獲得した得票率は72.6%。
一方、民主新党のチョン・ドンヨン候補(同26.2%)が同じく
出身地の全羅北道で獲得した得票率は81.6%。
△MBCニュース
前回までの大統領選挙ほどではないものの、今回の大統領
選挙でも、いわゆる「地域感情」は如実に表れている。
単なる「地元候補を応援する気持ち」で片付けられないのが、この
「地域感情」の問題だ。
韓国「ヲタク」としては、韓国社会に巣食うこの「東西問題」の存在を
軽視することはできない。
ここでは、今回の大統領選における地域別得票率について、
おおまかに理解できるMBCニュースの報道を翻訳練習してみた。
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■시도별 득표율 비교
[大統領選] 市・道別得票率の比較
(MBC TV 12月20日)
● 앵커: 이번 대통령선거에서 지역별로 표심은 어떻게
차이가 났을까요?
キャスター:今回の大統領選挙では地域別の投票行動に
どういう違いが出たのでしょうか?
● 앵커: 후보들의 각 지역별 득표율을 알아보겠습니다.
キャスター:各候補の地域別得票率を見てみましょう。
현영준 기자입니다.
ヒョン・ヨンジュン記者に伝えてもらいます。
● 기자: 과거보다 조금 완화되는 조짐을 보이기는 했지만
이번 17대 대통령거에서도 지역별 표 쏠림현상은
여전했습니다.
記者:過去の大統領挙に比べ多少緩和のきざしは見えますが、
今回の第17代大統領選挙でも依然として地域別の色分けは
はっきりしています。
먼저 이명박 당선자는 전라남북도와 광주광역시를 제외한 모든
시도에서 1위를 차지했는데 특히 연고지인 경북을 중심으로
영남권에서 자신의 전국 평균 득표율을 상회하는 높은
득표율을 보였습니다.
まず、イ・ミョンバク新大統領は全羅南北道と光州市を除く全ての
市・道で1位を獲得しましたが、特に出身地の慶尚北道を中心と
する慶尚道で全国平均を上回る高い得票率を上げています。
경상북도가 72.6%의 득표율로 최고를 기록했고 대구 역시
69.4%의 높은 지지를 보냈습니다.
慶尚北道の72.6%を最高に、テグ市でも69.4%の高い得票率を
記録しました。
이명박 당선자는 또 자신이 지역구 국회의원과 민선시장을
역임한 서울에서도 53.2%를 득표했습니다.
また、イ新大統領は国会議員時代の地域区であり、さらに市長を
務めたソウルでも53.2%の得票率を記録しました。
대통합민주신당의 정동영 후보 역시 연고지인 전북을
중심으로 호남권에 자신의 전국 평균 득표율을 크게 웃도는
높은 득표율을 기록했습니다.
一方、大統合民主新党のチョン・ドンヨン候補も、出身地の全羅
北道を中心に全羅道で全国平均を大きく上回る高い得票率を
記録しました。
전라북도에서는 81.6%에 달하는 압도적인 득표를 올렸고
광주와 전남에서도 80%에 가까운 몰표를 얻었습니다.
全羅北道では81.6%に達する圧倒的な得票率を記録し、
光州市や全羅南道でも80%近いほぼ独占的な得票率を上げ
ました。
무소속 이회창 후보도 연고지인 충청남도에서 33.2%를
얻어 34.2%를 기록한 1위 이명박 당선자와 치열한
경합을 벌였습니다.
無所属のイ・フェチャン候補も、出身地の忠清南道で33.2%を
獲得し、34.2%を記録した1位のイ・ミョンバク新大統領と
熾烈な首位争いを繰り広げました。
이회창 후보는 또 충청북도와 대전, 경상남도 등에서도
20% 이상의 표를 얻으 나름대로 지지기반을 확인했습니다.
イ・フェチャン候補は、忠清北道や大田市、慶尚南道などでも
20%以上の得票率を上げ、一定の支持基盤が存在している
ことが確認されました。
MBC뉴스 현영준입니다.
MBCニュース、ヒョン・ヨンジュンでした。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)/語学・英会話