△薬飯(左)と豆餅(右)
博多港(福岡市)でコンテナ貿易の仕事をしている長女が会社でもらった、
韓国の代理店からのお土産のおすそ分けだ。
日本的な感覚で言えば、全て一くくりにして餅菓子、くらいに表現して
しまいそうな食べ物だが、韓国では、もち米の原型を残した方には、
「약밥」(薬飯)、あるいは「약식(薬食)」という立派な名前がある。
(上記&下記画像の左)。
△薬飯(左)と豆餅(右)
その薬飯。お味は、ブログ主の予想を大きく裏切る、異次元の美味。
薄荷の風味も、ほんのり口の中に広がり、上品で優しい甘みを醸し
出していた。
現代でも人気のある伝統食品には、それだけの理由があるのだ。
これなら、正直、お金を払っても、また食べたいくらいだ。
(終わり)