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韓国映画と大統領暗殺

2019年02月07日 |  〇映画・映画音楽

■그때 그 사람들  「ユゴ 大統領有故」 2005年 〇〇〇--
(586)



2005年、100万(公式統計)を超える観客を動員した社会派ドラマ。

1979年に起きた朴正熙大統領暗殺事件を背景に、暗殺の中心人物
あった情報機関の長官(KCIA第8代部長)を主人公に描いた実録風の
フィクション映画だ。

衝撃的な大事件を若干コミカルに、乾いた視線で描いたユニークな
映画だが、その分、臨場感や緊迫感には欠ける作品になっている。


△主人公らの日本語会話部分(ハングル字幕)<映画より>

ところで、この映画には、登場人物たちが日本語を使う場面
(ハングル字幕)が数多く登場する。

旧日本陸軍の航空整備兵出身の主人公をはじめ、当時、権力の
中枢にいた人物たちが日本語を母語同様に駆使する能力を持っていた
ことは事実なので、まんざら、映画的誇張ではないのかもしれない。


△この動画は1989年放送より

なお、この映画の原題である「그때 그 사람들」(あの時、あの人たち)は、
大統領が暗殺された宴会に同席していた人気歌手シム・スボンが、
大統領暗殺のその年に大ヒットさせていたヒット曲の題名でもある。



(終わり)


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