△甘川文化マウルの空き家
2019年夏のプサン甘川文化マウルでは、街中に点在する空き家や
廃屋の無残な姿も目の当たりにした。
表通りに立ち並ぶオシャレな店舗やアートとは対照的な姿である。
△コンクリートの構造と一部、スレートが残る廃屋
マウルは険しい谷間の傾斜部に形成された街であり、生活環境という
面では、元来、厳しいハンディを抱えた土地柄である。
△黄色の家は空き家
いくら街の表面をアートで飾り、観光客を呼び込んだところで、住民の
生活環境が根本的に改善されるわけでもない。
△コンクリートの構造だけが残る廃屋
空き家や廃屋が増える理由も、容易に推測できる。
△窓の壊れた空き家
現在までのところ、甘川文化マウルが、観光地として大きな成功を
収めたことは間違いない。
ただし、若い人が住みたくなるような街として再生できたのか、
と言えば、難しいところだろう。
「ヲタク」としては、今後とも、マウルの挑戦に関心を持ち続けたい
ものだ。
(終わり)
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