福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

近未来でもチャジャン麺

2024年07月12日 |  ┣銀幕のチャジャン
원더랜드   「ワンダーランド」 〇〇〇〇-
(2081)



2024年に公開された近未来SFファンタジー。

舞台は近未来の韓国。1人の女性科学者が、サイバー空間の中に現実世界
そっくりの仮想空間である「ワンダーランド」を構築し、その中に、死者を
精巧に再現した、人工知能を持つ仮想人間を作りだす。彼女が最初に作り
出した仮想人間は、亡くなった彼女の両親だった。その後、彼女は、その
技術を一般の遺族向けサービスとして提供する会社「ワンダーランド」を
立ち上げた。

映画は、母親や恋人の仮想人間と、現実を生きる少女や恋人との交流、
そして別れを軸に、物語が展開していく。

合理的な解釈の難しい場面もあるにはあったが、なかなか見ごたえのある
ファンタジックな人間ドラマだった。

なお、この近未来が舞台の映画にも、ブログ主こだわりのチャジャン麺
(韓国式ジャージャー麺)が、しっかり登場していた。


△チャジャン麺を混ぜる助手

「ワンダーランド」を作り上げ、運営する女性科学者が、チャジャン麺
好き、という設定だったのだ。


△高く麺を持ち上げる助手

助手の男性社員と2人でチャジャン麺を食べるシーンが、けっこう丁寧に
描かれていた。


△チャジャン麺を食べる女性科学者(社長)と助手(社員)

この時、彼女自身が、スマホを通じて「ワンダーランド」に生きる両親
(仮想人間)と雑談を交わしていた。


△2度目の町中華ではチャジャン麺を注文する場面まで

たかがチャジャン麺、されどチャジャン麺。

この映画の中で、チャジャン麺は、現代と全く変わらない姿で登場した。
変わらないチャジャン麺が、さりげなく近未来と現代をつなぐ架け橋と
しての役割を果たしていた、と言えよう。


(終わり)

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