福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

コメディと慶尚道方言

2019年11月25日 |  〇映画・映画音楽

자칼이 온다  「ジャッカルが来る」 2012年 〇〇〇--
(871)



2012年に公開された異色のコメディ映画。

主人公は女の殺し屋、名はジャッカル。

そして、彼女が現役最後の仕事として引き受けた依頼が、
ある腹黒の有閑マダムの暗殺。依頼主は高齢の夫。

彼女は、有閑マダムの暗殺と同時に、自らのニセ者
である殺し屋の男、ニセジャッカルを始末する計画を
立てる。

2人を同時に始末するため、彼女は、ニセジャッカルに
有閑マダムの不倫相手(若いツバメ)である人気歌手の
暗殺を依頼し、マダムと歌手の密会場所であるホテルに
ニセジャッカルをおびき出す。


△殺し屋の女と人気歌手(映画より)

ドタバタ劇の末、彼女は見事(?)、計画を成功
させるのだが、何ともややこしくてわかりにくい
展開の映画だった。

ただし、この映画の舞台になったのが慶尚北道星州
(大邱市に隣接)のホテルだった関係で、劇中、
コミカルな慶尚道方言を話す個性的な人物が、多数、
登場した。

慶尚道方言ファンの「ヲタク」など、ただそれだけの
理由でけっこう楽しめた。

結局、「ヲタク」の場合、どんな映画でも、慶尚道
(プサンも含め)方言さえ聞こえてくれば、とりあえず、
映画に引き込まれてしまうようである。


(終わり)


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