福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

3局同時放映

2006年03月17日 | 【情報通信関連】

WBC2次リーグ1組でアメリカがメキシコに敗れるという
大番狂わせが起き、日本がタナボタ式に準決勝に進出する
ことになった。

加えて、同組の1、2位が準決勝でぶつかるなどという全く
理解しがたいWBCの規定により、日本と韓国が三度目の対決を
繰り広げることとなった。

ところで、驚いたことに韓国では19日正午に開始される因縁の
日韓対決を放送3社がそろって生中継する予定だという。

放送3社とは、国営のKBS、公営のMBC、民営のSBSの
地上波放送3社のことだ。

韓国の地上波放送は基本的にこの3社しかないので、
KBS1を除き全ての地上波放送(KBS2、MBC、SBS)が同時に
WBC準決勝の日韓対決を放送することになる。

まさに前代未聞の「事態」と言ってもよいだろう。

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■ 19일 WBC 한일전, 방송3사 우여곡절끝 동시중계
19日のWBC韓日戦、紆余曲折の末、放送3社が同時中継
(スターニュース 3月17日)

19일 열리는 월드베이스볼클래식(WBC) 준결승 한일전이
우여곡절 끝에 지상파 3사가 모두 동시에 생중계할
것으로 보인다.
19日に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)
準決勝の韓日戦が、紆余曲折の末、地上波3社により
同時に生中継されることになりそうだ。

WBC 독점 중계권을 가지고 있는 KBS는 17일 오전 서울남부
지법에 MBC SBS가 WBC 준결승전 중계를 할 수 없도록
해달라며 방송금지 가처분신청을 했다. 그러나 법원은
이날 오후 이를 기각했다.
WBCの独占放送権を持つKBSは、MBCとSBSによるWBC
準決勝戦中継の中止を求め、17日午前、ソウル南部地裁に
放送禁止仮処分の申し立てを行った。しかし、ソウル南部地裁は
同日午後、KBSの申し立てを棄却した。

서울남부지법 박정헌 판사 등은 이날 내린 결정문에서
"통상 주요한 국제대회의 경우 지금까지 지상파 3사가 상호
협의해 중계문제를 결정했음에도, KBS가 준결승전의
독점중계를 주장하며 이 중계와 관련한 소위원회에도
참석하지 않았다"고 밝혔다.
同地裁パク・ジョンホン裁判長は、棄却文の中で「通常、
主要な国際大会の場合、従来より地上波3社が相互の協議により
中継問題を決定してきたにもかかわらず、今回、KBSが一方的に
準決勝戦の独占中継を主張し、準決勝戦中継に関する
小委員会にも出席しなかった」と指摘した。

이어 "KBS가 준결승전에 대한 독점적 지상파 방영권이
있음을 전제로 MBC SBS의 준결승전 방영 금지를 요구할
권리가 충분히 소명되지 않았다"며 "MBC SBS가 이번
방영을 할 수 없게되면 막대한 손해를 입게 되는 사정 등을
고려, 가처분 신청을 기각한다"고 밝혔다.
その上で「KBSがMBC、SBSの準決勝戦放映禁止を求める
準決勝戦に関する独占的地上波放映権について、十分な立証が
なされなかった」と述べ、「MBC、SBSが今回、放映できなくなれば
莫大な損害を負うことになる事情などを勘案し、仮処分申請を
棄却する」との決定を下した。

이에 따라 MBC와 SBS는 예정대로 19일 한일전 생중계를
강행하겠다는 입장이다.
これにより、MBCとSBSは予定通り19日の韓日戦生中継を
強行する構えだ。

-以下省略-

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韓国チームの選手たちは、もはや単なるプレーヤーではない。

国家と民族の威信をかけた一大スポーツスペクタクルの「戦士」と
化して球場という名の「戦場」に臨むのだ。

敵は、まんまと「漁夫の利」を得て韓国の前に立ちはだかろうと
する民族最大の宿敵・日本。

韓国中(?)が熱く燃え上がり、固唾を呑んで、この世紀の一大
スペクタクルを見守ることだろう。

--- ここで「ヲタク」は、あえて日本の選手に言いたい。

心の底から野球を楽しんで欲しいと。徹底的に「自分」のために
プレーしろと。自分が納得の行くプレーができればそれで
いいじゃないか。

それが、チームの勝利につながればなおいいのは当り前だが、
決して「国家」の威信など背負う必要はない。

野球は野球が好きな人のためにあるのであって、国家や民族の
ために存在しているわけではない。

19日午後、予定が入らなければ、「ヲタク」は是非、韓国の
スカイライフ(衛星放送)を通じてWBC日韓戦を見ようと思う。

そっちのほうが余計に「おもしろそう」だから。

19日、「ヲタク」は「ヲタク」らしく、「ヲタク」の楽しみをしっかり
追求させてもらおうと思っている。

(終わり)


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