プサン市とウルサン市はお互い隣接する都市ではあるが、都市の
中心部どうしはかなり離れている。
「ヲタク」の妻の実家のあるプサン市東区から妻の妹家族の住む
ウルサン市東区を訪れる場合、地下鉄1号線で東の終点ノポ(老圃)
洞まで行き、そこで市外直通バスに乗り換え、ウルサンに向かう。
△プサン市ノポ洞市外バスターミナル
以前、プサン-ウルサン間を走っていた鉄道路線が廃止されたとの
ことでマイカーで移動する以外はこのバスを利用するしかない(※)。
※訂正(08年1月)
プサン駅発着のウルサン行列車はないが、プジョン(釜田)駅発着の
列車は運行している。「プサンから慶州へ」参照。
△ターミナル内の風景
ウルサン行きのバス路線は二つあり、ほぼ20分おきに便が出て
いるので、非常に便利だ。
△それぞれの目的地に向かい出発を待つバス
鉄道路線が廃止に追い込まれたのもうなづける。
妻の妹家族の車に同乗しウルサンに向かった長女と末の娘を
除いた「ヲタク」夫婦と息子の3人は、ウルサン東部のバンオジン
行きのバスを利用した。
△バンオジン市外バス停留所(ウルサン市東区)
ちなみに、パンオジン停留所からプサンへは、ノポ洞行き(下の
写真のオレンジ部分)、海雲台行き(同じく空色部分)の2路線が
ある。
△パンオジン市外バス停留所の運行時刻表
大型バス自体はこぎれいで、乗用車をごぼう抜きしながら突っ走る
ような「乱暴運転」をする運転手にでも遭遇しない限りは、快適で
安全に都市間を移動できる。
△時には(?)大きなレーシングカーと化す「直行バス」
ちなみに「ヲタク」家族の乗った行きのバス(写真は帰りのバス)は、
運悪く「レーサー」のような運転手がハンドルを握っていたので、
乗っている「ヲタク」が身の危険を感じさせられる程、不快なバス旅と
なった。
「乱暴運転」のバスに遭遇する確率はけっこう高いのかもしれない。
2007年夏に訪韓した「ヲタク」の場合は2分の1の確率であった。
△「大げさなこと書くな!いやなら最初から乗るな!」
「バスやタクシーのスリルが楽しめないヤツに
韓国『ヲタク』を名乗る資格はない」
「なに?危険だって?余計なお世話だ!オレだけは絶対に
事故にあわないことになってんだよっ!」
「うるさい!理由なんかあるか!」
(写真とは無関係)
(終わり)
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