△YTNの報道より
7月29日、YTNをはじめ複数の韓国メディアが、トンネルの中で消防車を
スムーズに通行させた一般ドライバーらの「善行」を、消防士の言葉を
借りながら「モーゼの奇跡」として報じていた。
・・ ・・ ・・
소방관들은 바다가 아닌 터널에서 모세의 기적이 펼쳐졌다면서
도움을 준 시민들에게 감사하다고 말했습니다.
消防士らは、「海でもないトンネルの中でモーゼの奇跡が
起きた。道を開けてくれたドライバーたちに感謝したい」と
語っていました。(YTNの報道より)
・・ ・・ ・・
YTNの報道では消防車のドライブレコーダーの生々しい映像を
公開しながら、韓国のドライバーらが実にぎこちなく
(「ヲタク」の印象)車を道の両脇に寄せる様子が紹介された。
実際、このニュースは、通常、韓国ではドライバーたちが
緊急車両に道を譲らないことを逆に証明していると考えてよい。
(※関連の過去記事)
ではなぜ、今回は「奇跡」が起きたのか?
「ヲタク」は、今回の「奇跡」に見える現象にはそれなりの
理(ことわり)があり、その理にこそ、韓国における緊急車両の
運行を円滑化するヒントが隠されているのではないかと考えた。
つまり、緊急車両が奇跡的にスムーズに通り抜けたとされる
トンネルという環境の中では、サイレン音が反響増幅され、
周りのドライバーも感覚的に苦痛を感じるほどだったので、
早く通り過ぎてほしくて道を譲った可能性がありはしない
だろうか。
それと言うのも、「ヲタク」の印象では、韓国の緊急車両の
サイレン音は日本に比べ「おとなしすぎる」。
2016年夏のプサン訪問でも、「ヲタク」自身、3度ほど緊急車両の
通行を目の当たりにしたが、韓国の救急車や消防車のサイレン音は、
音量、音質共に日本に比べ全くマイルドだ。
それでも、トンネルの中となれば話は違う。通常よりも
かなりうるさく聞こえるのではないか。
これは、あくまで「ヲタク」の仮説ではある。
この仮説が当たっているかどうかは知らない。
しかし、韓国でも緊急車両のサイレン音を、せめて日本と同じくらいに
けたたましい大音量にすれば、一般道においても、もう少しスムーズに
「堂々と」通行できるようになる可能性はあると考える。
人間、生理的な苦痛や嫌悪感を呼び起こすくらいの大音量には
近づきたくないし、できるだけ避(よ)けて通りたい。もし、
大音量が近づいてくるのなら、こちらから道を譲ってでも早く
通り過ぎ、早く遠ざかって行ってほしいと思うものだ。
余計なお世話であることは重々わかっているつもりだが、時々、
どうしようもなくニュース報道にこだわってしまいたくなるのが
「ヲタク」の性(さが)だ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
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