福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

若者の政治意識

2006年02月22日 |   〇政治・経済


*重視すべき国:上から中国、アメリカ、北朝鮮、EU、日本
*下段(白)は06年1月、成人を対象に行われた同調査結果


来年、初めて大統領選挙に参加する若者の政治意識を問うアンケート
調査の結果が報道されていた。2月22日付けの韓国日報の
関連記事から「ヲタク」の興味を引いた部分だけ抜粋して記録する。

対中関係を最重要視する若者が圧倒的に多い一方、それぞれ2位、
3位にあがっているアメリカ(18.4%)と北朝鮮(18.0%)が
ほぼ肩を並べているところに、既存世代と大きく異なる新世代の
新しい特徴が現れているのではないかと思われる。

また、自分を「進歩的」とみなしている若者が多い中、実際の
大統領選では圧倒的に保守優位の矛盾する傾向を示している
点なども注目に値する。

「ヲタク」的には、保守色の強い大手言論3紙が誘導する世論に
インターネット空間や若者の政治意識も大きく影響されている
実態を見る。

なお、2005年に関連法規が改正され選挙権が満19歳以上に
なったため、調査対象となった若者は正確には来年の大統領選挙
時点で満19歳~25歳の若者である。

・・・・・・・・・・・・・

우호관계 가장 중시해야 할 나라는 '중국' 
友好関係、もっとも重視すべき国は「中国」
 
새 대선세대는 앞으로 가장 비중을 두고 우호관계를 유지해야 할
나라로 중국(39.5%)을 꼽았다. 미국(18.4%)과 북한(18.0%)이
엇비슷한 선호도를 보이며 2,3위를 차지했다.
来年、初めて大統領選挙に参加する新世代が今後、もっとも
友好関係を維持すべき国として中国(39.5%)を選んだ。アメリカ
(18.4%)と北朝鮮(18.0%)がほぼ同率で2、3位を記録した。

일본(6.3%)은 비록 아세안(3.8%), 중동(2.7%)을 앞서긴 했지만
EU(8.1%)보다 떨어지는 등 새 대선세대의 평가에서 한참 밀려났다.
日本(6.3%)は、アセアン(3.8%)、中東(2.7%)を上回った
もののEU(8.1%)を下回るなど、新世代の評価はずいぶん低い。

이 같은 결과는 본보의 20세 이상 성인남녀 대상 신년조사와는
상당한 차이를 보인다. 당시 기성세대는 미국(48.0%)을 가장
중시했고 중국은 36.5%로 두 번째였다.
こうした結果は、本紙が20歳以上の成人男女を対象に行った
新年アンケートの結果とはかなりの違いを示している。既存世代は
アメリカ(48.0%)をもっとも重視し、中国は36.5%で2位だった。

새 대선세대가 미국과 같은 비중으로 중시한 북한의 경우
기성세대의 선호도는 6.7%에 불과했다. 새 대선세대가 전통
우방인 미국 중심의 대외정책을 당연시하는 기성세대와는
상당히 다른 외교관을 갖고 있음을 확인시켜 준다.

新世代がアメリカとほぼ同率で重視した北朝鮮の場合、既存世代では
6.7%に過ぎなかった。伝統的な同盟国であるアメリカ中心の外交
政策を当然視する既存世代とは、かなり異なった対外認識を持つ
新世代の姿が浮き彫りになった。


새 大選세대 "난 진보적" 50% "보수" 21% 
新世代「自分は進歩的」50%、「保守」21%

새 대선세대는 스스로를 진보적이라고 생각하는 경향이 컸다.
来年、新しく大統領選挙に参加する世代は、自らを進歩的と考える
傾向が強かった。

이념성향을 묻는 질문에 “매우 진보적”이란 답변이 7.5%, “다소
진보적”은 42.6%로 나와 응답자 중 50.1%가 자신을 진보적이라고
믿고 있었다. “다소 보수적”과 “매우 보수적”은 각각 20.8%와
0.3%였다. 28.8%는 “중도”라고 답했다.
政治的意識を問う質問に「非常に進歩的」と答えた人が7.5%、
「多少、進歩的」が42.6%で、全体の50.1%が自分を進歩的と
考えている。「多少、保守的」と「非常に保守的」はそれぞれ
20.8%と0.3%だった。28.8%は「中道」と答えた。

본보의 20세 이상 성인남녀 대상 신년조사에서는 진보가 33.2%,
보수 28.9%, 중도 37%로 나왔다.
本紙が20歳以上の成人男女に実施した新年アンケートでは「進歩」が
33.2%、「保守」が28.9%、「中道」が37%という結果であった。

"대통령 이미지 보고 뽑겠다" 12% 그쳐 
「大統領はイメージで選ぶ」 12%に過ぎず

새 대선세대가 꼽은 차기 대통령감으로는 한나라당 박근혜 대표
(20.1%)와 이명박 서울시장(18.5%)이 오차 범위에서 1, 2위를
기록했다.
来年、新しく大統領選挙に参加する新世代が考える次期大統領候補と
しては、ハンナラ党のパク・クネ代表(20.1%)とイ・ミョンバク、ソウル
市長(18.5%)が誤差範囲内のわずかな差で1、2位に上った。

3위는 고건 전 총리(14.%)였으며 열린우리당 정동영 의장
(8.5%)과 김근태 최고위원(3.1%) 이해찬 국무총리(2.9%)
손학규 경기지사(1.6%)가 뒤를 이었다. “모르겠다”는 응답도
30.2%나 됐다.
3位はコ・ゴン元総理(14%)で、ウリ党のチョン・ドンヨン議長
(8.5%)とキム・グンテ最高委員(3.1%)、イ・ヘチャン総理
(2.9%)、ソン・ハッキュ京畿道知事(1.6%)が後に続いた。
「わからない」と答えた人も30.2%に上った。

20세 이상 성인 남녀를 대상으로 한 본보 신년 조사에선 이 시장
(23.3%)-고 전 총리(22.8%)-박 대표(19.9%) 순이었다. 이는
신세대 사이에서 박 대표의 대중적 인기가 높고 이 시장도 청계천
등으로 나름대로 어필하고 있음을 보여준다.
20歳以上の成人男女を対象に実施された本紙の新年アンケート
では、イ、ソウル市長(23.3%)、コ・ゴン元総理(22.8%)、
パク代表(19.9%)の順だった。これは、新世代の間でパク代表の
人気が高く、イ市長も「チョンゲチョン(清渓川、ソウル都心部での
人口河川建設)」などでそれなりにアピールしていることを示している。

(終わり)


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