瀕死の重傷を負っていたイングランドの騎士トリスタンを助けるアイルランド王の娘イゾルデ。
敵同士の恋、更に娘を政略結婚させ勢力を伸ばそうというアイルランド王の思惑により、絶対に結ばれることのないものとなっていく二人の恋。
「ロミオとジュリエットの原典になった史上最も美しい悲恋物語」
こんなキャッチフレーズがついているが、悲恋というより美しい物語の印象が強し。名前を告げなかったばかりに、トリスタンの恩人のもとに嫁ぐことになるイゾルデ。二人が何かしたから悲恋になったのではないので、ちょっともどかしく思いながらも二人の悲恋を見守るしかないような気分にさせられるのだ。
イゾルデの父親のあくなき欲望とちょっとした運命のいたずらで悲恋に身を投じることになるが、父親の振る舞いを声高に描いていないので、そこに不満が向かう機会もあまりなく、ひたすら二人の運命を一緒に感じるような美しい恋物語になっていると思う。
がこの父親の振る舞いを声高に描いていないせいで、物語が非常に淡白な感じになっているのも確か。父親役、そしてトリスタンの恩人役などにもっと重厚な感じがする俳優をキャスティングしたほうが良かった気がする。
亡くなった者を船に乗せ海に流し、そこに火のついた弓矢を放つ場面が何度か出てきて印象的だった。イゾルデが海を渡ってイングランドに嫁ぐ場面も同じように船に乗って火をたいていた。偶然だろうが、この場面がこれからの二人の行く末を暗示するようで綺麗ではあるが悲しい場面だった。
トリスタン役のジェームス・フランコはスパイダーマンシリーズに主人公の友達役で出演しているとか。
敵同士の恋、更に娘を政略結婚させ勢力を伸ばそうというアイルランド王の思惑により、絶対に結ばれることのないものとなっていく二人の恋。
「ロミオとジュリエットの原典になった史上最も美しい悲恋物語」
こんなキャッチフレーズがついているが、悲恋というより美しい物語の印象が強し。名前を告げなかったばかりに、トリスタンの恩人のもとに嫁ぐことになるイゾルデ。二人が何かしたから悲恋になったのではないので、ちょっともどかしく思いながらも二人の悲恋を見守るしかないような気分にさせられるのだ。
イゾルデの父親のあくなき欲望とちょっとした運命のいたずらで悲恋に身を投じることになるが、父親の振る舞いを声高に描いていないので、そこに不満が向かう機会もあまりなく、ひたすら二人の運命を一緒に感じるような美しい恋物語になっていると思う。
がこの父親の振る舞いを声高に描いていないせいで、物語が非常に淡白な感じになっているのも確か。父親役、そしてトリスタンの恩人役などにもっと重厚な感じがする俳優をキャスティングしたほうが良かった気がする。
亡くなった者を船に乗せ海に流し、そこに火のついた弓矢を放つ場面が何度か出てきて印象的だった。イゾルデが海を渡ってイングランドに嫁ぐ場面も同じように船に乗って火をたいていた。偶然だろうが、この場面がこれからの二人の行く末を暗示するようで綺麗ではあるが悲しい場面だった。
トリスタン役のジェームス・フランコはスパイダーマンシリーズに主人公の友達役で出演しているとか。
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