映画の後に 2006-10-08 19:28:40 | なんということはない日常 悲情城市ではお茶を飲む場面が何時も出てくる。工夫茶であったり、硝子の器に茶葉をいれる簡単なスタイルであったり。私も工夫茶でゆっくりお茶を楽しみたいのだが、そこいらじゅう水浸しになってしまうので、普段は簡単に楽しむばかりだ。
悲情城市 2006-10-08 18:40:00 | 香港(香港映画&中華明星) 家業を継ぐ長男、南方の戦場から戻らない次男、上海から帰ってはくるものの日常生活へは戻ることが出来なかった三男、そして写真館を営む聾唖者の四男。 1945年の台湾。 林家の4人の息子が歩む日々。 友人の妹との筆談でのやり取りと、その中から生まれるささやかな愛情。自分の生まれた地台湾で普通に生活しようとした四男文清。しかし自分達ではどうすることも出来ない時代の流れに流され、行き場を失う家族。 何かを伝える際には決して声を荒げなくてもいいのだ。凄く静かな映画であるのに、時代に流されながらも日々を過ごした家族の生き方は伝わってくる。 トニー・レオンファンなので、俯きながら筆談に熱中する彼の演技を見ているだけでも胸に迫るものあり。美しいラブシーンだと思う。 悲情城市(1989) - goo 映画 悲情城市紀伊國屋書店このアイテムの詳細を見る