私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

謎の中国語の国際電話

2020-10-19 20:52:45 | なんということはない日常

謎の種送り付けに続く、謎の中国語の国際電話、その正体が判明!? 追記:被害発生状況

 

とうとう私の元にも「謎の中国語の国際電話」がかかって来た。

それは、今日のお昼休み、突然やって来た。

少し遅めの昼食の後、スタバで今日2度目のコーヒーを飲んでいる時、サイレントスイッチにしている携帯がブルブルと小さく震えている。

(バイブレーションも切っておいてもいいのだが、もしもなにかあったらと一応ブルブルとするようにだけはしているのだ)

「今、食事中なので・・・」と断ろうと思いながら、電話に出ると、いきなり自動音声の中国語が流れてきた。私の戸惑いなどお構いなしに、よどみなく一方的にしゃべり続ける自動音声の中国語。

もちろん、一方的にかけてこられても困るので、こちらもすぐに電話を切ったのだが・・・・

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中国語が分からなければ、詐欺にもひっかかる可能性はないので、いいのだが・・・・

ただ私の場合別の心配がある。毎日、中国語検定の為のリスニング問題文を聴き続けているのに、一つの単語も聞き取れなくていいんだろうか・・・・

携帯電話の履歴には謎の番号の下に、中国本土の文字・・・・


2020年10月16日 金曜日の夜の映画館状況

2020-10-19 20:28:02 | なんということはない日常

「鬼滅の刃」公開3日間で興収46億円鬼スタート

金曜日の仕事帰りに映画館に立ち寄るのは何か月ぶりだろう。先週の金曜日に自宅そばに新しく出来たTOHO系の映画館に寄ったのだが、金曜日の夜7時過ぎとは思えない位、ロビーは沢山の人であふれている。

そもそも小学生や中学生が親御さんと一緒に映画館のロビーで映画が始まるのをわくわくして待っているなんて、日曜日の昼間にしか見たことがない。皆映画館の前に貼られたポスターの前で次々と記念撮影等して映画が始まるのを待っているのだ。

15分おき位の時間差で、別スクリーンでどんどん映画の上映が始まるようなタイムスケジュールになっているようで、子供たちは「私たちの映画は何時から?」だとか、はやる心からか開始時間を勘違いした子は「もう お母さん 始まっちゃうよ!」と切羽詰まった声でのんびりしているお母さんをせかしたりと、かなりロビーはザワザワとした雰囲気で一杯だった。

大人気なのは私も当然知って入るものの、こんな風に間近でそのパワーを感じるとやっぱり改めてビックリする。

ただ、普段だったらポップコーンやスナックを購入する列が出来たりして、更に賑やかになっているはずなのだが、劇場内に持ち込めるのは飲み物だけということで、ロビーで食べたり飲んだりしている人は殆ど見当たらなかった・・・劇場としては、金曜日の夜に飲食関係が延びないのは厳しいだろうな・・・と思う。

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私が見たのは、鬼滅の刃でなく、@フェアウェルだったのだが、こちらは100席中、見ている人は5,6人という感じだった。

多分、このスクリーンでも鬼滅の刃を上映していたら、満席になっていたのかもしれない。そう思うと、なんだか劇場の人に申し訳ないような気分にもなるが、「別の映画を見るチャンスをくれてありがとう」という感謝の気持ちで、楽しくフェアウェルを鑑賞。

 


私がいちばんキレイだった時 第13,14話

2020-10-18 19:40:32 | 私がいちばんキレイだった時 韓国ドラマ

妻であるイェジとジンの世話を7年間の間行った元彼女のキャリーとの直接対決はなかなか激しいもの。

「プライドを捨てても彼を自分のものにしたい」というキャリーは、イェジに対して「あなたは自分のプライドが大事なんだ」と言い放つがイェジも「妻は私だ」と一歩も引かない。
こうなるとドラマを見ている私としては「二人の女性が取りあう程ジンは素敵な男性なのか・・・」という思いが頭をよぎる。
(どうも、このドラマのテーマが今一つ分かりづらく、二歩も三歩も引いてこんな風に考えてしまうのだ・・・)

ジンは、卑怯な自分の行動を反省しつつも、イェジが大事というが、イェジにとってはジンの行動は自分の存在意義を否定するものだ。
(どうするかは私が決めるという態度の彼女の行動も良く分かる・・・)

もう疲れたというイェジは、離婚をほのめかし、ファンもイェジが思うようにしたらいいと後押しをしてくれるが、離婚してしまえば彼女に帰る場所は無くなってしまう。
母がどうして刑に服さねばならなかったかを知ってしまったからには尚更だ。

そこに更に事件が起こる。ジンの事故の秘密を知っているらしい元ジンのチームのメンバーだった後輩がとうとう行動を起こすのだ・・・

レース中のジンの怪我をオイルカンパニーのマネージャーである彼女が隠していた事が発覚。
隠蔽するのに加担していた元チーム員が良心の呵責に耐えかねて彼女を刺したことですべては明らかになるのだが、ジンが彼女の庇護の元7年間もイェジに連絡を取らなかったことが消えるわけではない。

自分の行った事が自分に帰ってきただけ・・・ともいえるのだが、ジンも「自分もだからこんなことになったんだ」と、子どもの頃の山での事故について話始めるのだ・・・

あの事故の事がずっと心の片隅に残っていたジン。そして自分の事を誰も考えてはくれなかったと今になってショックを受けるファン。

封印されていたはずの思いが何年も経ってまた家族の中に波風を立てることになる。

もうこれ以上我慢できない・・・ととうとう自分の思いをジンにぶつけるイェジ。
しかし、離婚してしまえば自分に家族と呼べる人間はいなくなってしまう。
母の元に戻りたいが、「二人一緒にいればきっとあの事件の事を思い出してしまう。一緒にいない方がいい。」という母の言葉がイェジい重くのしかかる・・・・

しかし、そんなイェジに「自分の思う通りにすればいい」と言葉をかけるのはジンでなく弟のファンなのだ。。。

 

 


週末のラジオ

2020-10-18 19:24:20 | なんということはない日常

平日はなかなか時間がないので、ラジオを楽しむのは週末が多い。

ジョン・カビラのテンション高い「グッーモーニング~」という雄たけびが番組のトレードマークの[JK RADIO  TOKYO UNITED]は、金曜日の朝に聞くのが難しいので、radikoのタイムフリー機能を使って土曜日の朝のほぼ同じ時間に聴き、(別に全く違う時間に聴いてもいいのだが、同じような時間帯に聴いた方がこちらも一緒にテンションが高くなるのでいい・・・)かなりな頻度で語られる黒安住氏の毒づきが癖になる「安住紳一郎の日曜天国」は、週末の買い出しのために車でスーパーに向かう際にリアルタイムで聴く事が多い。

「日曜天国」内で話される内容は相当な高確率でネットニュースになる事が多いので、多分話す方も、ある程度諦め、そしてある程度は確信犯で話されているのだと思う。リスナーとして思うことは「ラジオの話の方が何十倍も精度が高く、ネットニュースではその面白さはこれっぽっちも伝わっていないので、どんな事がネットニュースになっても大して意味はない」ということだ。この事はネットニュースしか見ない人にぜひお伝えしたい。

今日「日曜天国」の番組内でオンエアされた曲は、本田美奈子のOneway Generation、 NOKKOの人魚、 小沢健二の強い気持ち・強い愛等々・・・(このあたりで今日の選曲の意味が私にも判った)ほかにも河合奈保子の若々しい歌声、郷ひろみが歌う「あなたがいたから僕がいた」そして番組のエンディングにはRomanticが止まらない の曲にあわせてプレゼント当選者が発表されていたと思う。(記憶を頼りに書いているので曲名はややうろ覚えだが・・・)

テレビだと、サビの部分のみだったり、更にコメントが色々入るのだと思うが、この番組は特に言葉もなく、ただ歌をたっぷり聴かせてくれた。

それだけで聴いている方にはその思いも伝わってくる。テレビとは違ったラジオならではの自由な雰囲気と温かさを感じる。

 

安住アナ「お付き合いしてきた女性はほとんど…」、元カノに関する共通点を告白

 

 


フェアウェル

2020-10-17 20:39:57 | 映画鑑賞

幼い頃両親と一緒にアメリカに移民した中国系アメリカ人の女性。三十代に突入するも、自分の希望する仕事に就けず、自分探しのような毎日に過ごしている彼女。

中国に住む祖母は、彼女にとって懐かしく優しい中国の思い出に繋がる存在だ。拙い中国語で祖母と連絡を取り合う彼女の姿からもそれが伝わってくる。

そんな祖母が末期がんで余命三か月と判る。親族会議で祖母に伝えないことが決まり、海外に住む家族は同じように日本に移民した親族の結婚式を中国で行うという名目の元、祖母の元を訪れることになる。

両親世代の決めた「母には病気の事を教えない」という事が理解できず、両親からも中国への渡航を止められた彼女だが、優しい祖母に会いたいと一人遅れて中国に向かう。

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「人は自分に残された時間を知りたいはずだ。そしてその権利があるはず。それを家族であっても邪魔することはやってはいけない事」というアメリカで育った彼女の考え方。中国人の両親の元で育っても、彼女のアイデンティティは西洋だということだ。

それを改めて感じるとともに、自分の娘が「ショックを受けたらいけないから、病気の事は秘密にする」という東洋的な考え方が理解できないという事を改めて知る事になる両親の思いを考えてしまう。両親は移民後はアメリカの常識に自分達を合わせて生活してきたはず。苦労もあったはずだ。しかしそんな彼らの娘は、自分達の考え方を受け入れることが出来ない。見ている私も、文化の伝承はこんなにも簡単に途切れてしまうものなのだと、ちょっと驚いてしまう。

ただ、親族が祖母と過ごすために演出する結婚式とは知らず、結婚式を取り仕切るために張り切る祖母の姿を見、更には祖母に対する親族たちの思いを少しずつ感じ、愛情の示し方は一種類ではないことを少しずつ感じていく彼女。違うことを理解し、違いを受け入れた後の彼女の表情。

全部を理解することは不可能かもしれないけれど、理解しようと相手に思いをはせることは優しい事だということを感じさせてくれる。

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英語タイトルはフェアウェル(別れ)だが、中国語タイトルは别告诉她(彼女に言わないで)。タイトルにもダイレクトに伝える文化と察する文化の違いがあるようだ。

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皆は祖母の事をナイナイと呼ぶ。奶奶(ナイナイ)は父方の祖母を指す話し言葉だから、「おばあちゃん」というニュアンスのはずだ。

ナイナイという響きが印象的だから、字幕もおばあちゃんでなくナイナイにしていたのだろうと思う。

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偽の結婚式の新婦役が中国語が分からない日本人女性というのも、中国から外に生活を求めたこの家族らしい設定だ。

日本人なら「秘密にしたい」という気持ちも良く分かるだろうが、日本人よりも更に血縁を重んじる中国人のパワーにもびっくりもしたはず。ちょっと戸惑ったような笑顔にそんな思いが入っていたはずだ。

 

泣ける…『フェアウェル』日本版予告編


秋季例大祭

2020-10-16 22:27:07 | なんということはない日常

1か月程前に事務所が移転し、勤務先の住所が九段北になった。

職場で昼食を食べ、食後の散歩に靖国神社に行ける位の距離になったのに、今まで移転後のあれやこれやでそんな余裕もなかった。

今日は雨という天気予報だったはずなのに、いい天気だったので、靖国神社に行ってみる。

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明日、明後日と秋季例大祭が行われるとの事。それに合わせて菊花展も行われているようだった。

 

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参拝の際、周囲には誰もおらず、本当に私一人だけという感じだった。

マスクを外した方がいいのだろうか?とちょっとだけ悩む。なんとなくマスクを帽子や手袋と同じように考えてしまったのだ。

ただ、参拝の際に突然マスクを外すのもなんだか不自然だし、こんな時期だ。悩みながらもマスクをしたまま参拝する・・・・


東京  284人

2020-10-15 20:54:31 | コロナ禍

国内で700人感染、1人死亡新型コロナ

今日、東京で確認された感染者数は284人との事。

半年前の4月16日 自分の書いたブログを見てみると、『東京で127人感染、高水準続くコロナ感染、死者計53人』という記事をリンクしている。

更に「人と人との接触 8割削減」という話も書いている。そうだ・・・6か月前は「8割削減」がキーワードだった。

半年前の出来事なのに、すっかり忘れている自分に気づく。

今、忘れてはならないのは、マスクを携帯することだ。それだけは忘れられない・・・・


アリス 第12話

2020-10-15 20:39:17 | アリス 韓国ドラマ

チーム長から銃口を向けられるジンギョムだが、チーム長は「自分がやれるだけの事をするだけ」とジンギョムに手錠をかけて先生の元へ向かおうとするも・・・(そしてそこに現れるのはGPS機能でジンギョムを追いかけてきたユン・テイだ)
結局「自分の目の前にいる人を大事に・・・」という言葉をジンギョムに残し、彼の目の前で先生と呼ばれる所長の手で殺されるチーム長。

ユン・テイとともに時間旅行を阻止すべく動いていた所長だが、未来からやって来た所長は時間旅行の推進者だったのだ。チーム長に拉致された彼は結局、未来の自分に殺されてしまう・・・・(別の時間軸の人間は全くの同一人物というわけでもなく、一種のパラレルワールド的なものらしい・・・よくタイムトラベル物で「歴史が変わってしまう!」と問題になることがあるが、パラレルワールドの場合はどうやらそんな事はないらしく、同じ人物でも見かけが一緒だけで中身は別人というのがパラレルワールドの常識らしい。とりあえず、そんな風に理解して見続ける・・・)

予言書の最終頁には時間旅行の終末が書かれており、そのキーを握っているのは時間のはざまで生を受けたジンギョム。彼が時間旅行の扉を閉めることが出来る唯一の人物ということらしい。
時間旅行の恩恵を受けているメンバー達は、時間旅行の終末が来ることを恐れて、予言書を人の目に触れないように、更に時間の扉が閉められないようにと暗躍していたのだ。
(そのためにはジンギョムを亡き者にする必要があるのだ)

父が殺された際にジンギョムの母であるユン・テイに助けられた2020年のユン・テイは、とうとう封印していた当時の記憶を取り戻し始める。
最後のページはどこにあるのか・・・(記憶を思い出した事で、彼女の身にも危険が迫る・・・)

ユン・テイを恋敵と考えていたアリスの女性室長が自分の秘密に気づいたことを知ると、ミンヒョクの話を持ち出して、簡易宿泊所の殺人事件に自分がかかわっていた事をもみ消そうとするミンヒョクの上司。

「このまま君が黙っていれば、ミンヒョクは何も気づかない」との脅しに屈し、アリスの女性室長は自分の父親を捜しているユン・テイをおびき出そうとするのだ。

彼女が預言書の最後のページを探しだしてしまえば、時間旅行は終末を迎えてしまう。ミンヒョクの上司としてはなんとしても避けねばならない事態だ・・・・

ユン・テイを助けようとするジンギョムとのカーチェイスの末、炎上した車から脱出しそこなったユン・テイはまたもタイムスリップし、2010年へ。

自分と同じ顔を持ったジンギョムの母と対面することになるユン・テイ・・・

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展開が早いドラマなので、こんな風にいちいちあらすじを書いておかないと、この続きを見た際に「あれ?」となってしまうこと多し。

本当は突っ込みどころも満載のドラマなのだが、突っ込んでいる暇もない。

 

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1990年(1992年か・・・)自分達が預言書を探しに行った事で、幼いユン・テイの人生が変わってしまったことを悔やむミンヒョク。

彼もある意味時間旅行に人生を狂わされた人間だ。

 


オータム スイートポテト フラペチーノ

2020-10-14 20:53:20 | スターバックス 特化 フラペチーノ・・・

サツマイモ、栗、カボチャのチップが上と中に入ったクリスピータイプのフラペチーノ。

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あくまでも私の個人的な調べだが、フラペチーノはジューシーな果肉タイプ、ミルクベースにソースがかかったシンプルタイプ、トッピングや中に入ったスイーツ等で食感の違いを楽しむクリスピータイプ等に分けることが出来ると思っており、これはその中のクリスピータイプに分類されると勝手にグルーピング。

そのクリスピータイプの中でもかなり上位に入るクオリティの高さ。三種類のチップの香りとパリパリとした食感のバランスが最高だ。

⼤学芋 フラペチーノがベースになってのフラペチーノとの事だが、誰かにお薦めするなら、私は大学芋フラペチーノよりもこちらのオータム スイートポテト フラペチーノを推しフラペチーノにしたい。

 

 


スンホン YouTube記事検索  (スンホンと一緒に・・・キャンピング旅行記)

2020-10-14 20:38:38 | ソン・スンホン(宋承憲)

昨日、火曜日(13日)の夜11時から始まったキャンピングバラエティ番組の映像。

女性陣はテーブルセッティングなどをし、スンホンは一人カナヅチを使ってテントを張るも、カナヅチの頭が抜けてしまうというアクシデント発生。芸人なら美味しい場面だ。狙ってなかなか出来る技ではない。しかし、スンホンは芸人でないのでリアクションも薄い。一度目はパク・ナレにスルーされ、その後は「新しいカナヅチがあるから・・・」と返される。

カナヅチの変わりがキチンと準備されているとは・・・

記事もアップされている。

 

노동에 푹-빠져 잊힌 한 사람, 캠친이 '송승헌(SONG SEUNGHEON)' (맴찢😥) 갬성캠핑(gamsungcamping) 1회


秋の童話 3

2020-10-13 21:06:08 | ソン・スンホン(宋承憲)

HPの閉鎖を計画中の為、それに伴う過去のデータの移行中。結構データ量があるので、突然唐突に過去の話題をアップし続ける予定・・・

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追記

初めて見た韓国ドラマがこのドラマだったので、「韓国ドラマあるある」を良く分かっておらず、初々しくやや的外れなコメントが目立つが、それも記録としておこう。更に筆が滑って失礼な記述も目立つが、それも許してもらえたらと思う・・・


幼い恋そして童話

観終わって改めて思うことは、恋に大人も子どももないということ。
(散々幼い恋云々と書いておきながら今更だが)
ただ気持ちに違いがなくても、行動にはルールがあるはずだ。
誰もが最初からただ一人の人に出会えるわけではない。(ましてやそれが一人と限ったことではないかもしれない)何度も悲しい思いをしながらルールを学んでいくはず。そして残念ながらそのなかで、気持ちさえも大人になっていくことが殆どだろう。
しかしこの二人は大人のルール(手練手管)を学ぶ暇さえなく、最初から出会ってしまったのだ。幼い恋ではあるが、純粋な恋でもあったはず。行動は幼いが、恋は幼くなかったというのが本当のところだろう。このドラマにはまった人は、幼い恋と思いながらも、忘れてしまった純粋な気持ちを懐かしく思ったのではないだろうか?
(少なくとも私はそうだった)

タイトルが@秋の童話というくらいだから、ありそうもない話で当然だ。
運命などという大人になると口にするのも憚られる言葉も、童話の中でなら口にすることが出来る。それが童話の童話たる所以だ。


泥沼

赤ん坊の取り違え。血の繋がらない兄妹の間にある微妙な恋。
五角関係とも思える様々な恋。
設定は昔の@赤いシリーズ(三浦友和、山口百恵コンビ)を思わせるが、しかしその描き方は泥沼ではなかったと思う。ドロドロはしていたが、人を陥れたり、恐怖感を感じさせるような描き方ではなかった。
婚約者のユミもウォンビン演じるテソクも、恋する相手を奪われまいとはするが、相手を罠にはめてまで、恋を手に入れようとするわけではない。
婚約者のユミは、自分が自殺をはかるのではなく、相手を刺し殺すくらいの展開だってよかったはず。(韓国ドラマでそのような設定が許されるのかはわからないが)
設定は確かに泥沼ではあるが、描き方の中心にあるのはあくまでも兄妹の恋だったのが良かったのだろう。


江原道 その光の美しさ

ホ・ジノ監督の@春の日は過ぎゆくも江原道が舞台となっている。
韓国では風光明媚な観光地として有名なところらしい。秋という季節が絵になることは勿論だが、江原道の光の美しさは、澄んだ空気さえも感じさせてくれるものだった。
するめの間から写真を撮っても、牛小屋の中でケーキを食べても許されるのは、その光のおかげだろう。


ファッション?

ソン・ヘギョのファッション(薄いゲージのタートルネックのニット、ロングのスカート)が韓国で流行ったと聞くが、これはどうかと思うのが正直なところ。特にベージュのリュックとあわせるのは個人的にどうしても解らなかった。薄手のニットはソン・ヘギョのかなり豊かともいえる胸を強調してみせていたし、それに紐を長めにしたリュックを合わせるのだからすっきりした感じには程遠い。
ドラマのなかでは、流行というより彼女の大人しいが芯は強いという役柄や地味な職業ということで用意された衣装だったのだろうが、それが流行するというのが不思議な感じだ。

ウォンビン、ソン・スンホン(宋承憲)二人の男性陣でいうなら、ソン・スンホン(宋承憲)の衣装のほうが良かったと思う。ウォンビンは金持ち坊ちゃんという役柄から、高そうな衣装を身につけている場面が多かったが、高そうに見せようとすればするほど、趣味があまりよくなく(スーツのインナーがサテンタイプのシャツだった時には閉口した)分が悪かった。
ただソン・スンホン(宋承憲)も大学の講師という設定からか、持っているバックが若々しくなく
(セカンドバックを持っている場面まであった)引き分けといったところか。

おまけ
ホテル マネージャーのキムさんのカジュアルな衣装に驚く。胸にピーナッツファミリーのルーシーが大きくはいったセーターを着ていたのだ。いくら衣装だとはいえ、断わったほうがよかったと思うのだが。それとも韓国ではキャリアウーマンといえどもオフタイムのカジュアルはあんな感じなのか?


BSデジタルVS地上波

友人のNさんはBSデジタルで私は地上波で番組を視聴。
色々話しているうちに地上波では随分とシーンがカットされていることが判明。
時間にすると5分前後だとおもうのだが、実際見比べてみるとかなりの違いがある。
例えば・・・
兄(ジュンソ)と妹(ウンソ)の再会シーン。
地上波では婚約者(ユミ)、兄の友人(テソク)もあっさりと自分達はいとこ同士という二人の言葉を受け入れるが、BSバージョンでは、ジファンさんが二人の関係に疑いを持つの筆頭に、ユミもテソクも当初から二人はおかしいとおもっているのだ。
ただBSバージョンは何故か画面の周りに縁取りがしてあり、ちょっと気になったりする。
縁取りと短縮バージョン どっちもどっちといったところか。


男優対決  ウォンビンVSソン・スンホン(宋承憲)

番組の役柄で考えるなら、視聴者の同意を容易に得られるのはウォンビン演じるテソクだろう。ウォンビン演じる金持ちのお坊ちゃま(テソク)が「何も望まないから生きていてくれ。」と涙ながらに訴えるシーンは、ファンでなくてもウォンビンの味方をしたくなるシーンである。又役柄もさることながら、ウォンビン自身にも万人をひきつけてやまない魅力があることは一目瞭然だ。

かたやソン・スンホン(宋承憲)演じる兄(ジュンソ)は、どうしても優柔不断な性格がクローズアップされるそんな役回りである。駆け落ちシーンで、妹(ウンソ)を元気付けるでもなく、自分が先に寝てしまうという頼りにならない兄ぶりだ。ただ彼がテソクを演じることは出来ないし、逆もまたしかり。
ソン・スンホン(宋承憲)のお世辞にも現代的といえない風貌がもつ寂しさが、兄妹の恋という童話のような設定をさらに物悲しくしていることは確かなのだから。


勢い余って・・・・購入

サントラ盤

ドラマのダイジェスト版とでもいう映画盤(韓国)

サントラ盤は2枚組みで1枚は他のドラマの主題歌などが入っている。
DVDは韓国版のため、字幕なし。(香港版には中国、英語字幕が入っているようだ)
今はいいが、きっと熱が冷めているであろう1年後、この二つのソフトの行方は?(笑)

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アリス 第11話

2020-10-13 20:56:21 | アリス 韓国ドラマ

ユン・テイそしてジンギョムがそれぞれにチーム長を疑うも、なぜ彼がそのような事をしたのか理解しかねる二人。

ジンギョムは息子として過ごした10年間を考えて証拠のUSBを捨て去るものの、ユン・テイはジンギョムの遺品として未来から持ち帰ったUSBを証拠としてチーム長と対峙しようとする。

そして明かされるチーム長の過去。

幼い息子を亡くした後、夫婦二人で過ごしてきたものの、仕事にかまけて妻を顧みず、病気で彼女を亡くしてしまったところに「彼女に会いたくないか」と時間旅行会社から誘いを受けて未来から2010年に戻ってきたチーム長。

時間旅行の対価として2010年のユン・テイを殺害することを命じられたチーム長。
その中で2010年の自分が放火犯に殺害されるという事件を目の当たりにし、妻のそばにいようと2010年の世の中で生きていくことを選択するのだ。
(同じ人間であるにも関わらず、何もしていないのに運命が変わるのかは?なのだが、とにかく2010年 突然チーム長が殺害されることで一挙に運命が変わっていくのだ)

2010年、チーム長がユン・テイを殺害したのかは分からずに話は進む。

研究所所長の拉致事件を捜査中ながらも、警察を退職することを選ぶチーム長。そしてその最中「見張りが居なくなった隙に逃げ出した」と言って戻ってくる研究所所長。

そして、時間旅行を阻止する存在になりつつある時間のはざまで生まれたジンギョムを亡き者にすべく、先生からジンギョム殺害を指示されたチーム長は夜釣りにジンギョムを誘うのだ・・・・


1990年の殺人事件に関係したと収監されていた男を殺したのは、チーム長ではなく、あのミンヒョクの上司でもある時間旅行の責任者だった。
時間旅行を維持するべく、このような手段を選んだのか・・・


スンホン ネイバー記事検索  (キャンプバラエティ番組での釣り姿)

2020-10-12 21:00:52 | ソン・スンホン(宋承憲)

自身のインスタグラムにアップした写真を紹介した記事

明日から始まるキャンピングバラエティ番組の中での姿なのだろう。

青い空の下で釣りを楽しむ姿・・・

 

 


夏のクラクション

2020-10-12 20:57:59 | なんということはない日常

筒美京平さん死去「サザエさん」も追悼と感謝OP曲担当「彩りと元気を与えてくれる素晴らしい…

ランドセルを背負いながら、学校帰りに@木綿のハンカチーフを歌った事も覚えているが、私は稲垣潤一ファンだったので、ラジカセで何度も聴いた夏のクラクションも懐かしい。

作品リスト

欧陽菲菲の雨のエアポート・・・小雨にぬれているわ エアポート・・という出だしが好きで、意味も分からず子どもの頃よく歌っていた。アイラブユーと言えないで・・・というリズムもなんだか大人っぽくて、歌うたびにちょっと大人になった気分がしたものだった。

 


82年生まれ、キム・ジヨン

2020-10-11 19:22:39 | 映画鑑賞

結婚、出産を機に退職したジヨン。夫は優しく子どもは可愛い。しかし家事と育児に追われ、少しずつ毎日の生活に疲れを感じていく彼女。

誰もが感じる疲れかもしれない。彼女だけが感じる疲れではないかもしれない。しかし少しずつ彼女の中で何かが崩れ始め、それは時として彼女自身の言葉でなく、誰かの言葉によって語られるようになるのだ。自分の娘に里帰りとさせて欲しいと嫁ぎ先の姑にお願いする実家の母として・・・疲れたジヨンをねぎらうようにと夫に助言する夫婦共通の友人の言葉として・・・・

妻の言葉に驚き、混乱する夫・・夫は優しく理解がある。夫には何の落ち度もない。廻りの人間も彼女を憎んで攻撃するわけでもない。しかしどこからな何か我慢を強いるような見えない力を感じ、その力に抗いながらも、折り合いをつけていたはずの彼女。しかしそのバランスが崩れてしまった時、自分でない誰かの言葉で自分自身を守ろうとするのだ。

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原作と違うのは、ジヨンが掛かる医師が男性から女性になっていることだ。原作では最後の最後に現実の大きな壁にやや言葉を失ったが、映画は希望を感じさせる。映画の中でジヨンの先輩が独立して作る会社の名前が@春の風。そしてこの映画もプロダクション@春の風映画社(ポンパラムヨンファサ)の創立作品だ。希望を感じさせるラストになっていることは当然の事かもしれない。

 

母親役のキム・ミギョンの演技に涙・・・・

 

****以下 原作本を読んだ時の感想*****

1982年生まれの女性、キム・ジヨン。

不本意な差別と認識する前から、現実として立ちはだかる壁の数々。女性として生まれたことだけが理由の壁を、不思議に不本意に思いながらも、やり過ごしていくしかない日々。
母も家族も労ってはくれるものの、解決策を示してくれるわけでもない。選択肢を増やしてくれるわけでもない。
壁など気にしないかのように過ごす日々の中で、心の中にたまった澱が、ある時堰を切ってあふれ出す。ある時は実母の声で、ある時は友人の声で・・・・自己防衛とも思える、他者の言葉で自分の思いを伝えようとする様子に胸が詰まる。

本は明確は解決策を示してはくれない。話は現在形で続いていくかのようだ。

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小説というより、新聞の特集記事を読んでいるような気分になる。「プライバシー保護のため詳細は少し変えていますが、ほぼ事実です。」というコメントがどこかに見えるような気がする。

 

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この本を読みながら、私も忘れたつもりになっていた昔の色々な事を思い出した。

「女の子なのに男勝りで困ります」と書かれた小学校の通信簿の言葉。
「点数は、女性は一律7掛けにするから。男性は項目によって加点があります。」と注意を受けながら、作成した人事評価一覧表。
「30過ぎても結婚出来ず、子どもも生まないで仕事をしている女の人の事を、本当は惨めだと思っているんだよ。皆、遠慮して本当の事は言わないから・・・・僕は君の事を思って教えてあげているんだ」と真顔で私に忠告してくれた知人男性。