BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

炎炎ノ消防隊 第232話 『万里日下部』 感想

2020-08-26 12:06:51 | 炎炎ノ消防隊
なんと、マジで、シンラの母は、処女受胎ですか?

まるでマリア様なわけね。

で、そのノリで、シンラは、イエスのように救世主って運命なのか。

でも、「救世主」って「メシア」であって「ヒーロー」ではなかったと思うのだけど、そこはごまかしたわけか。

となると、いわゆる「柱」というのは、アドラの人間?鬼?虫?が、人間界に遣わした使者のようなものなのか。

ドッペルゲンガーのように、アドラの世界の鬼が、対となる人間に入れ替わるという手はずをとるのではなく、いきなり鬼がヒトの形をして生まれる、という仕組み。

少なくともショウも同じように父不在で生まれた、ということだよね?

しかし、同じ人間に2回も処女受胎させるか?

むしろ、その事実が、シンラが何らかの意味で失敗作なりイレギュラーだった、ということだったのかもしれないけど。

にしても、これだと、なんか、もうシンラにしてもショウにしても、いわゆる「運命の子」に過ぎて、ちょっと白けてしまうのだけど。

だって、超スゴイ能力をもっているけど、その能力は、最初から特別の存在として神から授かったものでした!って、ただの貴種流離譚のバリエーションでしかないじゃん。

それなら、まだ、アーサーや紅丸のほうが、人類最強!!!、っぽくてスゴイじゃん。

うーん、

この終盤に来て明かされた「神の子」的設定は、はたして吉と出るか、凶と出るか、微妙なところだなぁ。

なんかさすがにご都合主義にすぎるような気がしてきて、ちょっとドン引きw

ということで、次回、ショウは、鬼となった母から、何を告げられるのか?

鍵はそこにあるよね。

その内容いかんで、今度はショウがシンラを追う側にまわる展開になるのかもしれない。

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炎炎ノ消防隊 第231話 『出生』 感想

2020-08-19 14:50:01 | 炎炎ノ消防隊
また、処女懐胎とは、難儀な話を持ち出してきたなぁ。

しかも、シンラとシュウの二人とも父親不在で誕生、というのだから。

これって、要は、シンラとシュウの母親がアドラリンクのゲートのように扱われた、ってことだよね?

もしかしたら「柱」ってみんな、同じようにアドラから送られきた「向こう側」の発火人間何じゃないの?

文字通りの「人柱」として、2つの世界をつなぐ要となる存在。

それがいまのところ、最初の柱?である「天照」だけが人間に利用されるようになってしまったとか。

もっとも、そのあたりのことは、次回、シュウが直接、焔ビトの鬼となった実母から真相のヒントを得るのだろうけど。

ともあれ、この流れで行くと、しばらくの間は、なぜアドラからこちらの世界に焔ビトの侵攻がなされるのか、その理由を明らかにする方向に話は進むのかな?

秘密の開示自体は悪い話ではないけどね。

で、シュウは、それを知ってどうするのだろう?

シンラと合流するのか?

いや、むしろ実母から、シンラが「悪魔」になる理由を知って、極めて個人的な理由からシンラへの接触をまずは図るのかもしれない。

あるいは、シュウがシンラを救う側に変わる、という展開もありえるのかもしれない。

ちょっと混沌としてきたかな。

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炎炎ノ消防隊 第230話 『災害進行』 感想

2020-08-05 12:36:37 | 炎炎ノ消防隊
なんか、月がへんなかたちになった。

てか、あれを認めていいわけ?

いつのまにか、なんでもありの世界になってしまった。

で、人のイメージが行きつく先が白装束の目的なら死だ、という火華のセリフはまったく意味がわからなかった。

アドラと人のイメージの繋がりもよくわからない。

てか、月がへんてこな顔になったことを踏まえれば、アドラって単に、人間の妄想が蓄積された世界ってことなのかね?

でも、だったら、どうして、発火能力とか焔ビトとか、アドラの側の人間がやってくると生じるのか、それも不明。

わからないことだらけ。

でもまぁ、いくつかフラグは立っていて、

きっと、紅丸のドッペルゲンガーは現れるのだろうなぁ、とか、

シュウとシンラの父親がいないのは、多分、その父親がアドラから来た存在だから、ということなのだろうな、とか。

つまり、柱、って、こちらの世界のアドラの世界の人間の間で生まれた混血児、ってことなんじゃないの?とかね。

そうすると、シンラの性格が突然、ドッペルゲンガーの方と入れ替わってもおかしくはない。

だって、混血児とは、要するに、こちらの世界の人間とドッペルゲンガーが最初から融合した個体になるから。

その意味で「柱」というのは言い得て妙。

要は、2つの世界をつなぐ人柱の意味でしょ。

とまれ、このお話は、一体、どこに向かっているのだろう?

ちょっと不安になってきた。

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炎炎ノ消防隊 第228話 『冥途の土産』 感想

2020-07-22 12:13:22 | 炎炎ノ消防隊
まだまだ続く、「火鉢vs紅丸」戦。

互いに力の限りをつくして、大技の応酬合戦。

見た目では、火鉢が押しているようにみえるものの、紅丸は、炎の申し子たる「加具土命=カグツチ」ということで、どんな炎にも屈しない、というか、炎を従える。

で、いまさらながら、紅丸が火鉢に口上を述べ、きちんと火消しをしてみせよう、つまりは、焔ビトとなった火鉢を倒してみせようと、強気の発言をして終わり。


うーん、あまりにも展開が予定調和だ。

サプライズがなにもない。

これで、紅丸が火鉢を圧倒して終わり・・・なんだろうな。

ここで紅丸が負けても意味がないし。

それと、カグツチってなんだよ、それ強すぎじゃん!

あと、半眼になってにらみつけるときの紅丸の目が、アーサーの目にそっくりでw

さすがに、キャラが被った登場人物、多すぎじゃない?と思ってきた。


多分、「VS火鉢」が終わったら、次は、「VSバーンズ」になるんだろうな。

シンラたち第8は、いつ活躍するのだろう?

もういい加減、言うのも飽きたけど、テンポ遅すぎ。

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炎炎ノ消防隊 第227話 『心残り』 感想

2020-07-15 12:49:44 | 炎炎ノ消防隊
相変わらず、火鉢と紅丸の戦い。

前回の引きで暗示されていたように、火鉢はやはり自分が鎮魂した親をもつ子どもに刺殺されていた。

救われないねぇ。

で、まぁ、それで、紅丸がちゃんと自分を継げる「大バカ野郎」になれたかどうか、わからないまま死んじまったのが火鉢の「心残り」だったんだろうね。

一方、紅丸は紅丸で、自分がきちんと「大バカ野郎」の意味をわかって、実際に「大バカ野郎」になったことを火鉢に見せてやれなかったのが「心残り」だった。

まぁ、似た者同士ということで。

ただし、ふたりとも口下手だから、両者の代弁を、なかば、実況のように、紺炉がずっと解説しているのが、ちょっと笑えた。

火鉢にしても、紅丸にしても、自分で喋れよ、全くw

ということで、引き続き、喧嘩上等の二人の戦いで今回も終わり。

次回こそ、紅丸の日輪・・・なのか、日輪を超える大技を繰り出してくれるんだよね?

頑固者二人の戦いって、マジでアクションしかなくて退屈なので、ホント、とっとと終わらせて先に進んでほしい。

正直、この数回、つまらないんだよ。

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炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第2話 『狂気の炎』 感想

2020-07-11 16:46:48 | 炎炎ノ消防隊
いっつも思うのだけど、もしかして、このマンガにおいて最も謎かつ無双なのって、やっぱりアーサーだよね。

いや、シンラはもう柱の一人にカウントされているから、この世界では「選ばれた能力者」の一人なわけだけど、アーサーはそんな後ろ盾はなにもないわけでしょ?

アーサーの場合、基本的には全部、自分の妄想力によって力の底上げを図っているわけでw

いや、そうすると、個人としてかなりの強者と言えるんじゃないの?

多分、浅草の紅丸に近い形で。

紅丸も孤児だったのを、火鉢親分に拾われて鍛えられた、っていうから、アーサーもそうなってた可能性があるってことだよね。

そうすると、この世界における強さってなんなんだろうなぁ、と思うよね。

一応、もう一つの世界があって、それがこちらの世界に侵食してくるから焔ビトが生じる、炎が使える、という設定はあるわけだけど。

ともあれ、アーサー強し!

で、あとは、シンラに取り憑いた柱の人、あからさまにシスターとほぼ同一人物で、これ、映像でやると中の人を含めて一発でバレるね。

というか、この頃から、もうシスターの入れ替わりの可能性って示唆されていたんだなぁ、と改めて気づいたよ。

ともあれ、次回から、因果の登場かぁ。

こいつ、マジで嫌なタイプの女子なんだよなぁ。

でも、作者は、この手の合理的なサイコ女子、好きだよね、『ソウルイーター』の頃から。

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炎炎ノ消防隊 第226話 『背負った末に』 感想

2020-07-08 18:01:49 | 炎炎ノ消防隊
前回も書いたとおり、浅草の火消しは、聖陽教のように神の加護がないから、焔ビト(化した浅草の住人)を屠った場合、その死の業を「背負わ」なくちゃいけなくなる、ってことだった。

で、火鉢の親分は、紅丸も覚悟を決めて、日輪を決めろ!ってことだった。

もっとも紅丸は紅丸で、火鉢や紺路の説教から、その覚悟については理解していたわけで。

だから、まぁ、踏ん切りがつかなかった、ってだけなんだろうけど。

とはいえ、そろそろ決断するか、ってところで、火鉢の親分が、焔ビトになった母親を殺された息子に刺された!ってところで終わり。

どれもこれも「人情もの」としては、まぁ、そうだよねー、というしかない展開。

しかし、このまま火鉢は死んでしまうのかね?

それとも、刺された結果、気合が抜けて焔ビトに自我を奪われる・・・ってな展開になるのかね?

そうすると、焔ビト化した火鉢を、本当は紅丸が日輪で鎮魂しなければいけなかったの、紅丸は手を出せず、かわりに紺路が始末をつけた、って展開になるのかな?

でもまぁ、何度も言うけど、もう少し、巻いてくれ!

他の柱の話も並行して起こっているはずだから、そっちも気になるのだよ。

これで、浅草の話から、聖陽教の秘密のようなところに話が飛んだら、それはそれでビックなのだけど。

そういう、読む側を驚かすような展開もたまには見せてほしい。

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炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第1話 『消防官の戦い』 感想

2020-07-04 15:32:31 | 炎炎ノ消防隊
久方ぶりの第2期第1話ってことで、今回は登場人物の紹介回。

しかし、相変わらず、無駄に作画はいい。

これで物語がスッキリしていればいいのだけど。

案の定、今回のギャグは滑りまくり。

てか、ホントに滑っているから、このダメーな感じを、この超良作画でやられると、なんて作画リソースの無駄遣いなんだ!という気しかしないのが、なんだよなぁ。

とりあえずOPの動きにならって、アクションシーンをこのレベルでガンガンやってくれること(だけ)を願うw

あとは、茉希さんの扱いが相変わらずゴリラ女なのは、ちょっとかわいそうでしょ。

いや、あとで見せ場があるのは知ってるけどさ。

むしろ、環が無駄に優遇されているように見えるのがなんだなぁ。

で、結局、アイリスと火華が文字通り「花」ってことだよね。。。

・・・って、ざっと思ったことを書いただけで、今回がキャラ紹介回であったことがはっきりしているw

作画だけがいい作品にならないように、アニメーションとしての演出の良さとか、構成の妙とか、示してくれるとうれしいな。

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炎炎ノ消防隊 第225話 『幼き月光』 感想

2020-07-01 13:48:09 | 炎炎ノ消防隊
相変わらず、火鉢と紅丸の師弟の間の過去話。

これ、いつまで続けるんだろう、いい加減、飽きてきたんですけど。

なんていうか、ワンピの過去回想と同じで、後々の展開に必要なことはわかるけど、ただただたるいんだよね。

まぁ、要するに火鉢が、拾ってきた紅丸にはスゲェ才能があるけれど、しかし、この「大馬鹿野郎」とは力の使い方を知らねぇ、仕方ねぇからもんでやるか!ってことなのだけど、

しかし、そんな怒鳴りつけるだけじゃ、子どもは育たないっすよ!とばかりに、紺炉が間に入って、あれこれ紅丸の世話をしていた、という話。

いや、火鉢の言う通り、紺炉は過保護だと思うよ。

バカはぶん殴って言い聞かせるくらいがちょうどいいのに。

これもまた、「ゆとり」編集者の嗜好なのかねぇ。


それはさておき、そんな過保護な紺炉は紅丸に力を振るう自分なりの基準を求める。

「粋」になれ!、ってこと。

その助言は、成長した紅丸の姿を見ると、なんとか届いていたってことはわかるのだけど。

でもまぁ、むしろ、最後に火鉢がいっていた、俺たちは、聖陽教の神の加護があるわけではないから、全部、自分たちで背負い込むしかない、って感じでいっていたことのほうが真実なんだろうなぁ。

要は、むしろ、振るうべき時にガッチリ全力全開で相手をのさないと、守れるものも守れなくなる、ということ。

だって、加護がなんにもないのだから。

で、その覚悟が、浅草なりの「粋」であり、そのためにこそ、日常では「見えを晴れ」ということになるのだろう。

だって、神のようなすがるものはないのだから。

自分で自分を常に奮い立たせておくしかないわけでしょ?

気合を入れて。


とまぁ、火鉢が紅丸に教えたがっていることはなんとなく分かってきたけど、しかし、この師弟のやり取り、今後の本編の展開にどう影響するのか?

火鉢が紅丸にしたことを、今度は、紅丸がシンラに対して行う、というくらいの理解でいいのだろうか?

それとも、火鉢がしきりにいう「日輪」に聖陽教が秘匿している何らかの「世界の真理」とかにつながるヒントが隠されているのかね?

技の伝授って、そういう隠された知恵の伝授も含んでいたりするからなぁ。


ともあれ、もうちょっとペースを上げてほしい。

てか、このままだと、紅丸とか、粋ではなく、ただのめんどくさい、こじらせ気味のあんちゃんみたいになりそうで嫌なんだよなぁ、

持って回った言い方をするキャラは嫌いではないけど、でもこの物語にはジョーカーとかクロノとか、そんなのばっかりでいい加減食傷気味なので、いい機会だから、マジで火鉢に活を入れてもらって、もっと快活な大笑いが似合う大将になってほしいかな、紅丸には。

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炎炎ノ消防隊 第224話 『太陽と月』 感想

2020-06-24 13:03:01 | 炎炎ノ消防隊
予想通り、鬼・火鉢vs紅丸の対戦の開始!と思ったら、その手前の口上を述べたところで終わり。

展開、遅! 

いや、さすがにこれ、展開、遅すぎでしょ!


で、鬼・火鉢のほうは、紅丸に日輪を使わたくて仕方がないようなのだけど。

どちらかというと、紅丸の成長の途中で亡くなったのが心残りだったので、あの世から、稽古をつけに戻ってきてやった、とでもいいそうな雰囲気なんですけど。

それで、本当に、俺に向かって日輪をうってみろ!日輪でないと俺は倒せないぞ!とか言って、紅丸が日輪を使うのに躊躇しないようにしてから、成仏しそうなんですけど。

その結果、実際に、紅丸は、今後の戦いのために必要な日輪を自家薬籠中の物とした!とかで終わりそうなんですけど。

で、そうして、いや、実は、ドッペルゲンガーっていい奴もいるんだな!

だったら、共存もできるかも!だな!

・・・とかいう、ヌルい展開になりそうな気もしてきたのだけど。。。

なんなんだろうね。

いや、全面戦争を回避するためには、その方がいいのだろうし、

実際問題、すでにシスターがドッペルゲンガーらしい、という話もあるから、

いや、シスターもいい人ですよね? 共存できますよね?

ってことになるんじゃない?

で、火華がシンラに、シスターを助けて!、とか懇願して、シンラが、よっしゃがんばる!っていって、超・アドラバースト!を使って、なんとかした!

・・・とかいうオチで終わりそうな気がしてきたw

さすがに、そんなヌルい終幕はないと思いたいけどw

ともあれ、もっと展開を加速してくれ。

いくらなんでも遅すぎだよ。

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