BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

この素晴らしい世界に祝福を!3 第11話 『この変わらない日常に祝福を!』 感想: いやー、バニル、まともに「悪魔」してて、マジ、ビビったw 怖!w

2024-06-20 19:33:50 | このすば
結婚式場から花嫁となったダクネスを攫うカズマw

それだけでもう十分、ネタとして美味しいのに、そこに、悪代官を成敗したがる庶民感情の嵐、とか、いやー、いつもの、最後は無駄に庶民派、社会派の「このすば」だなぁ、と思っていたけど。

いや、でも、そのすべてを裏で牛耳っていたのが、バニル、だったとはw

さすがは悪魔公爵、やることに抜け目がない。

バニルの最終目標は、同郷の貴族の悪魔を解放してやることにあり、そのための契約解除の旨を、結んだ当事者だった悪代官の口から発せさせてやることがすべての目的だったw・・・ってこと。

さすがは、契約を尊ぶ悪魔。

自分自身も十分に契約に縛られる。

で、その舞台設定として必要だったのが、ダクネスの借金代わりの結婚。

そこに、カズマのもつ「すべての」知的財産権との代わりに、ダクネスを公式に取り戻すために必要な借金総額との取引を持ち帰る悪辣ぶりw

でも、すべてが終わったあとでは、問題の悪代官の失踪をもって、借金の支払いに使った現金も、とりあえずは戻ってくるので、カズマからすれば、ダグネスを取り戻し、おまけに、金も戻って来るなら、まぁ、いいか、と思うところ。

いやまぁ、カズマならきっと、バニルにしてやられたなぁ、と思ってるだろうけどね。

まぁ、気分は、原盤権を全部取り上げられたテイラー・スイフトとかビヨンセみたいなものだから、遺失利益は天文学的数字になるはずだけどw

そこが、バニルの怖いところ。

さて、バニルくんは、このあと、カズマとどう付き合っていくのだろう。

適宜、カズマをつつきに来て、彼らの新たなアイデアを無償で引き取っていく、という鬼畜ぶりを発揮していくのだろうな。

なんか、さすがにカズマが不憫なので、一発逆転のなにか事件が起こってはほしいと思うけどw

でもまぁ、知的財産権による不労所得でガッポがポの生活が続くようなら、本気でカズマたちが魔王討伐になんて出向くことが亡くなるから、一応、お話の流れ的には正解扱いの結果なのだろうなぁ。

うーん。

まぁ、でも、さすがに、それがダグネスの借金肩代わり結婚の裏にある計略だとは思わなかったけどw

バニル、恐るべし!


とまれ、ということで3期が終わった。

いや、普通に面白かったから、このまま間を置かずに4期、5期と、やってほしい。

だって、もう原作も一応、完結してるんでしょ?

それに配信向きだしね、このすばって。

いや、なんで先を急がせるか、っていうと、もちろん、原作未読なので、結末を早く見たいからというのもあるけど、それ以上に、それぞれのキャラの「中の人」たちにも旬の時というのがあるから、あまり勢いがなくならないうちに楽しく終わらせるのが大事かな、と。

だって、一時期のバッシングを見ると、マジでダグネス役のかやのんは完全に業界から干されてしまって、代役が立ってしまうんじゃないかと思っていたから。

そういう不安に苛まされないためにも、早くやってほしいんだよね。

それに、あまり時間が立ちすぎると、さすがに老害化する声優もでてくるから。

ワンピとか、作者がアニメを新規にゼロから作り直したい、というのもよく分かるから。

いや、さすがに10代の声を70歳を超えた老人たちがやるのはなしだろ、って思うから。

そういう意味での「旬」はもっと気にかけるべきだと思う。

「デート・ア・ライブ」とか結構痛々しいからね、CV的に。

ということで、このすばも、2期から8年ぶりに3期がつくられた、というのだから、十分すぎるくらい遅いと思うわけで、だからこそ、続編制作は巻いてほしい。

実際、面白いんだから、どんどん作ってほしいよ。

基本、カズマ、アクア、めぐみん、ダクネス、の4人の掛け合いで物語を勧めておきながら、バイプレイヤーたちの介入で、この世界の背後にある「ビッグ・ストーリー」がきちんと注入されるのがすごくて、裏返せば、正しい意味で「ゲーム的」な展開が続くのがいいw

今回、せっかくアイリスという使い勝手のあるいいキャラも登場したことだし、その勢いでぜひ4期を早く!

いやー、面白かった!

にしても、アクアの、駄女神だけど使えるアークプリーストってのは、マジで美味しいキャラだわw

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